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【雷帝の魔術師】について


私は基本的に長編作品を書く際、第一章で完結する事を目標としており、そこで人気があるか無いか、それ次第で続けるか終わらせるという事をしていました。
それでも一応は終わらせよう。それが読者様に対する礼儀であり、作品を作った自分への最低限の報いだ。

私は基本的に作品を取り下げるという事はせず、それも基本的には自分で嫌になって消した作品と、書き直す為に取り下げたものです。
ですが今回、私は親愛なる読者様に多大な迷惑を掛けてしまいました。
それは物語の路線変更。文字数を稼ぐ為、同じ文字を連続して書いてしまいました。
文字数を稼ぐわけは、公募に出すための苦肉の策でした。この馬鹿馬鹿しい案によって、私は自らの手で自分の分身とも言えるべき作品を穢し、その可能性を潰してしまいました。

【雷帝の魔術師】の成り上がり~魔術が扱えないからと追放された【雷帝の魔術師】は底辺冒険者パーティに拾われる~ は、私が初めて書いた追放もののストーリーであり、そして初めて、主人公の性格が難アリの作品でした。「なんで追放されるか分からない」というよりも「まあ、追放されるわな」と思わすような主人公にしたかったのです。

この物語は自尊心高めの主人公・レイが追放された事を機に新たに冒険者をし始める物語です。様々な少女たちとの出会い。勿論そこには葛藤があり、仲たがいがあり、それでも歪ながらの関係でも絆は深まっていく――一人になった事で見えてくる世界がある。だからこそ、レイは仲間の存在を大切に思っている。
当初思い描いていた物語から大きく外れました。本当はここをちゃんと大切にするべきだったのです。

結果、多くの読者様に意味不明なラストをお送りする結果となってしまいました。
その中にはずっと応援して下さった方もいます。

ただいま、受験勉強と並行しながら改稿作業に取り組んでいます。
少しラストが違うかもしれませんが、ご了承のほどお願いいたします。


「頑張れ」や「待ってます」と思った方は是非コメントよろしくお願いしますm(__)m

1件のコメント

  • 平行作業しながらの改稿は大変だと思いますけど、天野月影様の胸の内で納得できる完結になったらいいなあと思います。
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