この作品が二万文字以下だったので、書き込みたかった伏線回収が出来なかったので、その説明をば。
※ネタバレ注意です。本作品をまだお読みで無いのであれば、是非この際に読んでみてはどうでしょうか(宣伝)!
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https://kakuyomu.jp/works/16817330660057721669それではまず一つ目。
本作では、物語の途中で封筒が有の鞄の中に入ってありました。
犯人であるミノル君の目的は『自分が愛されている事』だったので、わざわざ他の人を陥れてまでやる必要はありません。
だけどどうしてもやる必要があった。
ミノル君は有が犯人だと誤魔化す訳があったのです。
それは何故か――
正解は、元々有が既に犯人を知っていたからです。
六話である「砂上の城」にて。
ミノル君が「それとも君が教えたのか? ――有」と言っているのですが、これは最終話である「alternate personality」にて『そう言えば、確かに俺が目覚めた時、俺の体は保健室のベッドにいた――』と書いてあるのですが、本来有ともう一人の有は眠ることによって人格が交代します。なので、この時点で既に『JOKER』の暗躍が始まってます
保険室を出て、何かをしている最中に偶然教室内にいるミノルと目が合ってます。
(文章にも書いてありますが、渡り廊下から教室が見えます)。
犯行がバレたミノルは慌てて封筒を有の鞄の中に入れて、犯人を偽造したという事です。
詳しく書くと。
①『JOKER』が保健室で目を覚ます。
②学園内で何かをしている際中に偶然ミノル君の犯行を目撃
③何をしてるか興味無かった『JOKER』はそのまま普通に保健室に戻る。
④犯行を見られたミノルは、自分が犯人だと言われるより先に有を犯人にしたて上げる為、封筒を有の鞄の中に入れる。
――と言った様な感じです。
果たして『JOKER』は学校で何をしていたのか。
当初は二部構成で、前半に出てきた『密室殺人事件』も入れようかと思ったのですが、流石に尺が足りないので泣く泣く断念することに。
ですが自分が想定していた以上に人気だった為、ただいま二部制作中です。
舞台は一年前の如月学園。
学園にある『七つの怪談』と『秘密の黄金郷』。
そして密室で行われた殺人事件。
被害者:佐藤純一(社会科の教師)
容疑者:白理有(一年八組) 霧島ミノル(一年九組)
刑事:矢車重蔵(警部) 服部五月(警部補)
探偵:月見宙(一年十一組) 豊崎菜穂(一年十三組)
今回はあまり魅せれなかった菜穂も活躍します!
月見宙と白理有の出会い。そしてこれから始まる『探偵』と『怪盗』の物語の序幕――近日公開予定!!
是非よろしくお願いします。
感想等あればコメントよろしくお願いします! 励みになりますので!!
〈追伸〉
良ければ『JOKER(裏人格の白理有』』の名前を一緒に考えてくれませんか?
案はあるのですが、読者の皆様からの意見も聞きたいです。
コメント是非お願いします!