本屋大賞ノミネート作を今読んでいるのです
(POP書くために)
大賞発表までに、全作品読めないので諦めているのですが(笑)
『黄色い家』
約600頁あるのですが、半分くらいから震えがとまらなくて、それはホラー作品を読んでいる怖さとはまたちがう怖さで
読み終わった今も、ずっと指先がふるえていて
心臓がバクバクしている
感想なんかうまく言えない
とにかく、わたしはずっとふるえている
そして、ありきたりな言葉しかでてこない
「すごい」とか「うわぁ」とか
ページの半分は極彩色でキラキラしているのに、
ページの半分は突然モノクロで、電子音のブーって音が低くうなっている
そんな物語。
昨年読んだ『グレイス・イヤー』もそうだったけれど、
心の中でずっと、ずっと、鳴り止まない「何か」があって、
頭はぼうっとするし、
胸はざわざわするし、
体はふるえている
わたしが書きたいジャンルとは、ちがうけれど
こんな作品が書けるようになりたい
いや、なるんだと
おこがましいけれど、思った。
それから、
胸の奥に潜めている時に暴力的な感情を、
こんな風にさらけ出していいのだと知ったような気がする。
『黄色い家』はわたし個人的に衝撃的な作品だった
普段なら、目が回りそうだからとかそんな理由で読まない本を、手にとる機会があって良かった
出会えてよかった
深夜テンションで、つらつらとすみません…。
ブラウス表裏まちがえるやつが、なにいってんだって感じな箇所もありますけれど、
『黄色い家』がすごい作品だというのは間違いありません