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夏だし、読書感想文でも

「二十億光年の孤独」谷川俊太郎

を読みました。
私ごときミジンコが感想を述べるには、言葉がたりません

ので、いくつか気に入った言葉を紹介したいと思います


 ノオ スモオキング
 ノオ スピッティング
 書かれなくても美しいこころは守れる筈です
(『電車での素朴な演説』の一節より)


 二十億光年の孤独に
 僕は思わずくしゃみをした
(『二十億光年の孤独』の一節より)


 庭に 苺の赤が耐えている
 時間に 雲が乗らない
 物音に 湿度がある
(『梅雨』の一節より)


 溜息と怒号の中で
 神様は欠席である
 新型自動車が彼を轢いた
(『現代のお三時』の一節より)




圧倒されてしまう言葉たち。
彼の目にはどんな世界が映っているのでしょう。

梅雨の中で苺の「赤」が「耐えて」いるし、物音には「湿度」があるのです。

二十億光年(前文には宇宙の広大な詩が描かれており)の孤独に「くしゃみ」をしちゃうのです。


この「くしゃみ」ですが、
1回目読んだ時は、くすりと笑ってしまいました。
2回目読んだ時は、衝撃に気がついてしまったのです。
3回目読んだ時、私は抱きしめてあげたくなりました。


私は日本語を話しているのに、まったく別の言葉のようです。なんて綺麗なのだろうと羨ましく思うほど。




さて、賢いヒロインの結果が出ていました。
私は参加しておりませんが「なーるーほーど?」といいながら受賞作を少しだけ読みました。


そして、私がいまゲラゲラ笑いながら作っている嫁入りコンですが「あーれーまー」と少し思いました。



けど、面白くなってきました。


たとえカテエラでも、他でたたかえる物語にしてあげたいと思いました。

私は「誰に」読ませたいのかを忘れていたような気がします。


ええ、だから、ゲラゲラ笑いながら作るのであっている気がするのです!!間違っていないのだと思います!

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