鍋島小骨

　当初予想したよりも遥かにたくさんの作品が毎回投稿され、正直ガクブルしながら参加を続けてきましたが、ついに10作完走しました！
　同じく完走した皆様、一部参加だった皆様、そしてヨム組の皆様、一足早くお疲れ様でしたと言わせてください。
　それにしても、いくら春休みでもこんなにみんな書くもんですか？　MAX4000字*10本だよ。すごいっすよね。

　個人的には苦しくなるとSFとファンタジーの要素でごちゃぽんして何とかしてしまう癖が丸出しになった10作品でしたが、書けば書けることが分かったのは大きな収穫でした。
　また頑張っていこうと思います！


　以下、参加した全作品です。
　それぞれ単品として作品にしたので小説ページが散らかってますが、 #鍋島小骨KAC一覧 というタグで全作一覧できるようにしてあります。
　よかったら読んでみてくださいね！


▼『KAC1: TAIL-CUTTER』(お題：切り札はフクロウ)
　尻尾を切るもの。姿の見えない連続殺人犯について、最新の被害者が残した言葉はただそれだけだった――。
　ミステリまたはハードボイルド風味。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888758229

▼『KAC2: おやすみ、■番目』(お題：2番目)
　私はこの複製工場の登録抹消係に採用された。倫理観が程よく薄く同情心も無さそうなところが面接官に受けたらしい。
　近未来SF。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888788005

▼『KAC3: 真夜中の捕食者』(お題：シチュエーションラブコメ)
　妹の親友がお嬢さまなのに深夜の廃屋で殺し合いをして腹を斬り裂かれたまま俺に命令する。月光の下に連れて行け、と。
　現代異能ファンタジー。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888816067

▼『KAC4: ほしのうた』(お題：紙とペンと○○)
　北の大地北海道の短歌サークルに所属する柴田は、メンバーの星崎に絡まれる。というか、モヒートってジョッキで出るものなの？
　昨年の出来事をもとに創作した現代ドラマ。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888837421

▼『KAC5: 温室、あの夏の』(お題：ルール)
　二十年以上経って初めて小学校に足を踏み入れたのは、選挙がきっかけだった。夏の日の記憶が甦る。
　思い出の小学校女子政治力学ホラー。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888893435

▼『KAC6: 最後の三分間』(お題：最後の3分間)
　ピアノ発表会のリハーサルに訪れた寺西は、友人で出演者の梶川が来ておらず連絡も取れないことを知らされる。
　ミステリと言えばミステリなのか。悪魔のようなリストの曲に乗せて。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888922934

▼『KAC7: 水仙はサイレンの夢をみるか？』(お題：最高の目覚め)
　夢セラピーが流行する中、悪質業者による健康被害を摘発するため新人捜査官の私は先輩と問題の店に向かう。
　夢商法SF。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888946927

▼『KAC8: 糸を紡ぐグレートヒェン』(お題：3周年)
　木星軌道刑務所《セクメト》の管理人ルシアン・ヴォルシュケは、新たに送られてきた囚人ニコラ・パーカーを迎える。
　メリーバッドエンド宇宙SF、またはレクター博士の八百屋お七で土星デート。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888979987

▼『KAC9: 璃唱の朝』(お題：おめでとう)
　弱小の青国から大国・聯の第二王子に嫁いだ璃唱は、ある朝、不愉快な夢から覚める。
　仮想東アジア戦国時代もの風の何か。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889017275

▼『KAC10: そしてまた一つの物語』(お題：カタリ or バーグさん)
　心を読み通せない書き手に出会い悩む詠み人カタリ。新作が進まない書き手ルイスと、ルイスを見守るバーグ。三人が出会う時、新たな物語が生まれる。
　ポストアポカリプス創作文芸生存戦略。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889045283