今週は1冊しか読めなかった。
執筆側にモチベが行くと自然と読書数が減ってしまうのが難点ですね。
三浦しをん「仏果を得ず」
普段中々知ることのない人形浄瑠璃をテーマにした作品。連作短編形式だったので、すごく読みやすい。人形浄瑠璃の専門的すぎる話は案外少なめで、人間ドラマが中心だったので、これも読みやすさに拍車をかけてる。
三浦しをんさんの作品は数作しか読めてないけど、マニアックな題材を万人受けする物語に落とし込むのが上手いという印象。ピアノコンクールだったり駅伝だったり。
やっぱり、小説という媒体の魅力を考えると、ライトノベルより文芸を書きたいと思ってしまうなぁ。そもそも、ラノベと文芸の違いをちゃんと分かってるのかと言われるとあれですけど……