上松　煌（うえまつ　あきら）

弓馬将之（ゆばまさゆき）は1人親方のトラッカーだ。 荷主と契約し焼津にやって来たが、そこで亡き妻そっくりの（かな）佳奈ちゃんに出会う。 恋心をつのらせ、思いの丈を伝えるも確定的な…

天下に王手をかけようとした信長の命で、上毛に出兵した蜂須賀正勝は、その地の豪族「上松左馬介康光」の奇策により大敗を喫する。 からくも逃げ帰った正勝を待っていたものは、信長の激しい…

１）怖話（こわばな）『シキモウレイ』＝本格正統的、実話系の怖い話 ２）怖話（こわばな）『出られない室』＝他人にはお笑いでも本人には怖い話 ３）怖話（こわばな）『小雨の夜のことだ…

登場人物は、犯人・郵便局員・警官などすべて「超お人好し」。 こんな世の中だったらいいなぁと、夢を描いた「ユーモア小説」です。

　人の好い「死神」を騙して、自分の寿命を延ばした「八っつあん」。 ところが、化けて出られてしまい、退散させようと大騒ぎ。 毎度、馬鹿馬鹿しいお笑いです。

列車に乗り込んでくる人々につれて、屑男の過去があらわになっていく。 そして木更津は、実は「来去不（きさらず）」で黄泉の国の入り口だった。

　帝に仕える貴族が、手すさびに書いたという設定です。 古典が好きな方、いかが？

すべてのHを愛するみなさんに捧げます

前半はホスト・クラブの現実的な描写で始まって、ホスト同士のあるあるの傷害事件に発展。 後半はたいていウヤムヤになってしまう「コト」をいかにも現代っぽい「ある方法」で解決。 めでた…

さぁ、あなたも６０越えたらサバイバルに突入しよう。ブログで公開すべき内容を小説で斬新に表現ｗｗｗｗ

部外者にはイミフの部分もあるでしょうが、お笑いなので気軽に読めるかも？

暴力団の実態はマンガほど暴力的でなくアタマを使ってるから、年々わかりにくくなっている

　セッションごとに分けてあります。 １）おれんちの家族 ２）バイト先の現実 ３）新入りいじめ？ ４）アサカワのランボー ５）コレもんが入ってきた ６）４日で消えちゃった ７）お礼…

ミッチと梓弓（あゆみ）は地頭（じあたま）のいい高校の２年生。 LINEグループで嫌な思いをしてから、SNSを信用していない。 そんな彼女たちにも気になる男子はいる。 『キングス』…

１９２０年当時のドバイ（アラブ首長国連邦）の真珠採りのお話。 ラストは悲劇的結末になります。

自衛隊の特殊作戦群に配属された６人は厳しい訓練をこなしていく。その集大成と言えるレィンジャーを仮想敵とした樹海訓練で、飢えた彼らは食い物を巡ってついに仲間割れをしてしまう。そして…

初心のころの作品で、処女作『友達を殺した』、出生の本懐作『九月の葬奏』に次ぐ３作目。 雲取山登山と遭難をモチーフにした恋愛もの。 商社の主任、梶原芳樹とその後輩たちで、斉藤了祐と…

悪霊が住むと言われるスコットランド辺境の島で灯台の明かりを守る３人は、日夜続く魔物の叫びに悩まされながら、灯台業務の合間に畑を耕し、魚を釣り、ヤギを飼い、雨水で生活し、海に糞尿を…

１９８８年の境トンネル多重衝突炎上事故を基盤にしていますが、登場人物・事象とも全くの創作です。

11.85.0.110.ap.yournet.ne.jp 高１の「おれ」こと西園寺湊人（さいおんじみなと）は、クラスの問題児、金胡美姫（かねこみき）のお世話係を仰せつかる。 友…

読んで何か関してくれれば、うれしく思います。

久しぶりに「死にたい病」が出たので書きました。 千葉県布良の浜は、布良星（めらぼし＝カノープス）の見える北限です。 また、この地には海で死んだ漁師が寂しさのあまり、赤い恨みの星…

現在問題になっているモラハラ韓国人家庭の実態。 日本女性よ、気をつけなさい！！！ 韓国人とは結婚してはいけません。

蛟が善福寺上の池にいることを祖母から聞いたボクは、池に日参するもなかなか見ることが出来なかった。 時がたち、大学院に進んだころやっと蛟の姿を目撃し、１枚の鱗を拾う。 それを大学の…

阿付利隗(あふりかい)は３０半ばのサラリーマンだ。 行きつけの居酒屋の人妻「紗和（さわ）ちゃん」にホレているものの、なかなか言い出せない。 そんな折、男色で有名なバーのママに…

世の女性がた、安易な結婚にご用心。 このお話にあるような身勝手な男の心変りは、現実にあるのですよ。

752103-ipngn13901marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp 記録文学に初挑戦です。 用語の説明や資料からの引用もあるので、ちょっと専門的になり、セッ…

現実に、人間としての基本的な正義・倫理・情愛・矜持・襟度を持たないモンスターはいる。 そんな子を持った母が、懊悩の末に自分の子供に手をかける。 子殺し。 それを肯定した作品です。

バブル全盛だった１９８８年当時、２７歳だった白河憲之は、凶悪な地上げ屋の一人を撲殺してしまう。 刑務所収監時に目をかけてくれた武藤刑務主任に、６０過ぎて邂逅した彼は自分の半生を振…

おれの作品にしては動きが少なく地味？ですが、小説の醍醐味である心理描写・心理解析をビッチリぶち込んであります。 読みごたえのある作品がお好きな方にぜひ！！

純粋な愛をはぐくむ２人に、中学時代の「ワル」からいきなり横槍が入る。彼女を拉致し、たったひとりで河川敷に来るよう条件を付けたのだ。彼は果敢に挑むが結果は悲劇でしかなかった…。

リーマン物です。 基本、善人しか登場しないのに、会社組織という枠の中で様々な軋轢が生じ、悲劇が形成されていく。 それでも暗い話ではなく、随所に光明が見出される構成になっています。

高２の尾崎有紀（おざきゆうき）は４人の友達の中で、彼女だけカレがいないオクテ女子。 その彼女に文武両道だけどちょっと理屈っぽくて、女子たちから敬遠されている男子が近付いて来る。 …

書けない。な～んも浮かばない。 それで、見た夢を出来る限り思い出し書きしたんだけど…。これって伝達の限界ね。 夢は夢で手をつけないほうがいいね。 この話より夢の方がもっとま…

このところの自粛で、美味いものが食いたくなって書きました。 季節の和食の素晴らしさや、昔堅気の亭主の人柄…。世の中のマナーにもちょっぴり触れておきました。

コメディです。 茅ヶ崎の高級賃貸マンションを借りたおれの前に現れた清楚な♀幽霊。怖くはないのだが、霊はおしなべてエナジー・バンパイヤなのだという。 レイナ（霊那）という名前まで…

「医は仁術」 この素晴らしい言葉は消えてしまうのでしょうか？ 医者の世界にもある、医師同士のイジメやパワハラ。 これは哀しく短い、考えさせられるお話です。

油彩を専攻する、若き藝大生のお話し。 夏の海辺の別荘で絵画三昧の日々を過ごしていた２人は突然の災害に遭遇する。 お互いの葛藤や心の綾が露呈し、１人がもう１人を水中に見捨てる。 そ…

複合してミステリーのネタにしようと不思議な話を集めました。 科学や物理的に解説できるものもありますが、やっぱり、事実は小説より奇なり！

「大岳山には龍が上がる。今でもそれを見ることがある」漫画家・水木茂氏の著作。 事実、辰年の筆者も龍らしきものを見ている。 龍の山にまつわる所感を述べた民俗学風味のお話し。

「心のオネエ」を自称するクラブのママ（男）の倒錯の世界。 「恋は盲目的なエゴ」を地で行ってしまい、犯罪を犯してしまう。 高跳びしようとするのだが…。

初作の『友だちを殺した』と共に、作者の出生の本懐といえるものです。 世間を震撼させた「多摩川・中学生虐殺事件」に衝撃を受け、日本社会に警鐘を鳴らしたくて書きました。 時間のないか…

１４歳に少女「ソフィ」はクリスマスの日没に現れる魔の馬に出会ってしまいます。 その馬は人間にいくつかの質問をし、答えが気に入らないとたちどころに命を奪ってしまうという魔物です。 …

オムニバス形式。 基本の「バケモノ山」「黒革手帳」「『その１』のラスト」を踏襲しながら、全く違った切り口・ストーリーの『その２』が展開します。 女子１人を含めた５人の高校生が、…

現代文じゃ趣に欠けるので、簡単な明治の文語体で。 日本の古文っていいよな。 語彙やリズムが心地よくて、書いていて癖になる。 日本人の血脈が脈々とおれに流れているのを幸福に感じる…

日本人の新聞記者♂（主人公）を巡る、横田基地のアメリカ人将校♂と朝鮮人ヤクザの娘♀。 三者三様の相容れない気持ちが、悲劇を形成して行く。 ラストで空に向かって突進する主人公をおれ…

自分の来し方が思い出されて寝られない夜って、誰でもあるよね。 いいから寝よう寝ようって思いながら、夜が白々明けてしまう。 ドッと疲れるんだよねぇ…。

アッツ島への短い追悼です。 気嵐（けあらし）ってさ、ホントに『シキモウレイ（引き亡霊）』に見えるのな。 日本人ならだれもが持つ、畏敬と悲嘆を言葉にしました。 どこの軍隊も大差…