上松　煌（うえまつ　あきら）

１４歳に少女「ソフィ」はクリスマスの日没に現れる魔の馬に出会ってしまいます。 その馬は人間にいくつかの質問をし、答えが気に入らないとたちどころに命を奪ってしまうという魔物です。 …

アッツ島への短い追悼です。 気嵐（けあらし）ってさ、ホントに『シキモウレイ（引き亡霊）』に見えるのな。 日本人ならだれもが持つ、畏敬と悲嘆を言葉にしました。 どこの軍隊も大差…

１９３２年の当時のアメリカを舞台に、日本の中学生くらいのポール・ヴィショップが体験した、ちょっと不気味で少し悲しい物語です。 彼が赴任した赴任したＨ・Ｉ・バー灯台は、ポールの来る…

凱揮（がいき）と光子（ひかるこ）、颯太（そうた）と梨恵（りえ）の、４人の横須賀キャンパス仲間。 光子（ひかるこ）が亮輔にお熱というウワサが広まったころから、凱揮は彼女に冷たくなる…

いわゆる「背徳」小説です。 家族はもちろん、親兄弟・親類縁者・友人知人には絶対読まれたくないものです。 成人向け。

　おれとヤツは古い友達だ。おれは能力は人並みたが、絵だけは才能を持っていた。一方、ヤツは大金持ちで勉強や運動もでき、容姿端麗で絵も上手かった。大人の言う『完璧な人なんていない。ほ…

「どんづまりに小屋掛けしてはいけない」と言われる忌み地に、テント泊してしまった釣り人の悲惨な末路。 日本の古くからの伝承は意味のないことではないのだ。次々と現れる魑魅魍魎やヒル。…

江の島の見える、秋の腰越海岸。 そこで出会った、幼い子を連れた母親。 「用事を済ませてくる」という母親のために子供を預かった智也と煌。 陽が暮れてもなかなか戻らない親に、不安が募…

オカルト・ミステリータッチで描き起こした遭難の恐怖と惨めさ。 山をやる人は、心して読んでください。

今まで１０作品以上を書いて、一番苦しんだかな？？ 誰もの心に内在する、甘ったれた自己愛からくる『希死念慮』を、他人様に理解できるようなカタチにすると、おれの場合はこうなる。極めて…

「メキシコ湾原油流出事故」が題材です。 ２０１７年、それがテーマのシネマ作品がありましたが、これはおれの完全オリジナルです。 映画の少女もお母さんも出てきません。 ただ、現実の事…