• 異世界ファンタジー

伸びて冷めたラーメン

あっという間に3万PVを突破し、恐悦至極の私ですが再び『平凡な異世界召喚』にレビュー付き評価を頂けました。
ありがとうございます。

伸びて冷めたラーメン……なるほど、確かにご指摘の通りですね。
私自信も熟熟単調淡白で飽きを誘うテンポだと思っていたのですが、しっくりくる表現を頂き、ありがとうございます。

引き締まった冷やしラーメンに成れる様、手直しをしていきたい所です。

1章時点で主人公は斥候としての役目を『ある程度』熟していますが、『彼の中の理想』にはほど遠い状態で、反省の日々です。何せ、異世界召喚当初『チート持ち無双』を幻視していた少年ですので。
そんな彼が周囲に対して壁を持って接しているのは、戦闘能力のない彼を軽視しがちな(今のパーティには幸いいないタイプの)一般的冒険者達に揉まれた結果、若干の人間不信が入っている為です。
元々は夢見がちな、純粋無垢の少年だったのですが。

果たして彼は、今後どのように成長していくのでしょうか。
私は、その過程を魅力的に描く事が出来るのでしょうか。

前途は多難、不安は尽きませんが、ご期待頂ければと思います。

2件のコメント

  • お疲れ様です!
    すいません。折角レビューのお返事を頂いていたのに、システムに不馴れな為か見落としをしておりました。
    お詫びいたします。

    さて……

    なかなか失礼な表現であったと我ながら反省しているのですが、言いたいことを汲み取っていただきありがたく思います。

    所謂情報戦の大切さは成熟し、組織化された戦闘集団になればなるほど重要度が増してきます。
    かの桶狭間で勲功第一に選ばれたのは、今川義元の本陣の位置を知らせた簗田政綱だそうです。普通に考えれば義元の首を取った武士が讃えられる所ですが、そこら辺の柔軟さが織田信長の凄いところですよね。

    この世界でも斥候職はパーティの生存確率およびミッション達成確率を高めるために必要な、パーティの『五感そのもの』として重要視されているように感じます。

    主人公が今まで所属したパーティが駆け出しだったか、死に戻り上等の脳筋馬鹿しかいなかったか……どちらにしても人に恵まれなかったのでしょうね。

    そこら辺が影響したのか、パーティメンバー=戦闘職で非戦闘員の自分は『斥候しかできない』臆病者だと思い込んでいる節がありますが……実は単純な戦闘員より斥候の方が遥かに人を選ぶ難しい役目なんですよね……スキーニングスキルとか、戦力解析スキルとか。

    そこら辺の凄さを今のパーティーはよくわかっているのが救いです。主人公には上手く伝わってませんが。

    これからも楽しみに読ませていただきます!
    では!
  • わざわざ古い記事にまで、コメントありがとうございます。

    >>レビュー機能と返答
    レビュー機能はそれに対してお礼を言う事が出来ませんからね。まぁ、レビューに対して作者のコメントが付く様になってしまっては、不等評価の温床になるでしょうから、仕方のない所ではありますが。
    そういう観点から見ても、お詫びを頂く事ではないと考えております。どうぞ、お気になさらずお過ごし下さい。

    >>情報戦 >>斥候の価値
    『平凡の異世界召喚』では大前提として、蘇生の奇跡の影響もあって、命が——特に冒険者の命が軽いという点があります。ランク3未満の冒険者は特にその傾向にあり、そういった者同士でパーティを組むと、自然、死に戻りを想定した行動が多くなる傾向にあります。
    そういった振る舞いが、ランク低迷の要因になっているのですが、『自力で気付くまでは半人前以下』という考えは広く普及している様です。
    ランク3に至った冒険者でさえ、その感覚はまだまだ抜けきっていない部分があり、本当の意味で斥候の価値を理解している冒険者はかなり少ない——或は、ほんの一握りかも知れません。

    >>今のパーティはよく分かっている
    1話から登場した魔法使いの冒険者はもともと視野の広い人物でした。他の面々に付いては、リーダーの密かな活躍のおかげなのですが、この辺りは恐らくメインストーリーで語られる事はないでしょう。
    番外編集『形無き宝石』の方でいずれ公開される事になるかと思いますので、もし良ければそちらもお楽しみ下さい。

    ご期待に添う事が出来るかは不明ですが、これからも彼等の活躍をお楽しみ頂ければ幸いです。
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