ex1−4を持ちまして、1万PV記念のサイドストーリーはひとまず完結となります。お付き合い頂き、ありがとうございました。
もちろん、彼女と少年の関係が終わる訳ではなく、それどころかex1−4時点では本編の開始時点にも届いていないのですが、彼女がどのような価値観の持ち主なのか、少年に対してどのような方向性の感情を抱いているのか、育んでいるのかは描けれたかと思います。
さて、またしてもレビュー付き評価を頂きまして、感謝のあまり頭を上げる暇が見つからない所存です。
一般的な単行本と違い、ネット小説などはまずタイトルを決めてから書き始める事になりますので、タイトルというのは「出来上がった作品に付けた名前」ではなく「作者の所信表明」ではないかと私は思います。
「タイトル通りの世界とお話」という評価は、その面で最も嬉しい言葉に思われます。ありがとうございます。
レビューの中身につきましては、褒め過ぎです。誉め殺しですか。特に「敢えてシンプルな表現」というより、私の描写力とテンポを保つ技術が不足しているだけです。お恥ずかしい。
ところで、そんな『平凡な主人公』ですが、彼は舞台となっている世界においては『異世界人』であり、その発想や価値観は、控えめに言っても尚極めて異質です。
よって、『日常』の3章までとはまた違った展開が4章以降の『野望』では繰り広げられていく事となります。
引き続きお楽しみ頂ければ、幸いです。