お久しぶりです。ちゃんと生きてます。
ゆえあって、烏鵲堂シリーズメインキャラ榊英臣の経歴を見直しています。
榊さんは極道の親分の息子で、親の威光に頼るまいと
自ら離縁を切り出して一人で生きることを決意。
大学卒業後、バイト時代に出会った小さな組の若頭鷲尾に誘われ
人柄に惹かれたこともあり組に加入。
鷲尾が抗争で死に、組長はドラッグの取引に手を染めようとする。
そこで曹瑛と出会い、組を辞めてドラッグ撲滅の戦いに参加。
この一件が片付いたのち、個人事業主として活躍していく。
これが現在の経歴でした。
極道にすぐ入ったり止めたりして榊さんは一体何がしたいのか、
と疑問を投げかけられました。
非常に悩みました。
ここは実は以前から極道の家から出奔したのに何故すんなり極道になったのか、
という点がおかしいと指摘をもらっていました。
今回、腰を据えてこの問題を解決することになり、良い方向になりました。
新設定だとシリーズのいろんな箇所を修正する必要があります。
また折を見てやっていきたいと思います。
この件で考えさせられたのはキャラに信念があるか、でした。
榊はできた男ですが、極道に対するスタンスがあやふやでした。
それを根底から見直す必要がありました。
私はキャラクターを作るのが苦手です。
これがワイが考える最高のキャラだ!というガワは出来るのですが
キャラの本質や他にない特性に深掘りができていないと感じます。
魅力的なキャラクターを作るには、という本も読みました。
実践するのはまた別の話。難しいものです。
自分だけの力ではありませんが、榊のキャラクターの再考はとても学びになりました。
これからもっと魅力的なキャラクターにできるよう精進したいと思います。
海鮮丼が好きです。