• 歴史・時代・伝奇
  • エッセイ・ノンフィクション

社労士試験に泣いた & カマラ・ハリス

各七科目で、基準点4点を割ったら不合格なのですが、たぶん今回簡単だったであろう雇用保険で、3点を取ってしまい、不合格です。
あまりにもショックすぎて、コメントすらできなかった。

これで2025年、五回目のチャレンジに突入です。





カマラ・ハリスの演説、本当に、本当に素晴らしくて。
全部の言葉に、うん、うん、と頷いていて。
(カマラの勤勉さや誠実さ、正義感は本物だと思う)


そして最後の最後に「イスラエルは、ハマスというテロリストに苦しめられるべきではない!」と言ったことに、正直言って、引いてしまいました。

テロリストに苦しめられる国があっていいはずがない。
そのことを大前提として、今パレスチナで行われているのは、ホロコーストを超える勢いで進む大量虐殺で、そのことはハマスの後にコメントされるという形。(虐殺、ジェノサイドとはカマラは言わなかったように思います)

全ての、全員のスピーチは入念に練られたもので、カマラはその中でも推敲に推敲を重ねたものだということが伝わってくる分、アメリカの政治家として、そしてユダヤ系のパートナーを持つ人間として、現状よりも少しイスラエル寄りの発言だったのが、本当に残念で仕方がありません。

パレスチナのことを先にコメントして、そのあとハマスのことも触れたのならなんとも思わなかったのにな。


ガッカリしたせいで、最後に流れるビヨンセの「freedom」まで虚ろに聞こえてしまいました。
その後に飛ばされた青、赤、白の風船には感動したけどね。


たぶん、カマラにというより、今のアメリカ全体の空気感に引いてるんだろうな。


中には、原子爆弾?を使いたい?とかで、
「広島に原爆を落としたおかげで第二次世界大戦は終わったとあなたも思いますよね?」
とほざくイスラエル寄りの政治家?イスラエルの大使?もいたわけだし。
(その話を聞いた時は、ぶっ殺すと思いました)





けれど候補者を比較するまでもなく、どちらがアメリカと世界のためにいい大統領かは明白過ぎるほど明白です。

某共和党候補は今日も幼稚さと邪悪さを毎日元気に披露しているし。




カマラを心から応援することには、決して変わりはありません。

2件のコメント

  • 資格試験、残念でしたね。

    米国では、ガザ地区はイランの植民地の様な所だと思っている人が多いのではないかと思います。シーア派であるイランの支配下にあるガザ難民を、スンニ派のサウジやエジプトも手助けしません。それを見て、ガザの住民は信用できないと、認識している人間も多いと思います。これは年寄りに多い見解だと思います。逆に、若者の多くは、その辺は関係なしに、ただ多くのガザ住民が犠牲になっているのが許せないのでしょう。
  • 本当に悔しくて悔しくて……。ここぞという時にがんばりの踏ん張りが効かない自分がつらいです。

    そんな事情があるのですね。私はパレスチナ・イスラエル問題が深刻になったここ何年かで初めてガザの名前を知りました。

    若者たちの感覚に私も近いですね。最近「虎に翼」(と社労士試験)で日本国憲法14条をあらためて知りましたが、どんな人間も、あらゆる形で差別されてはいけない、人権意識の基本だと思います。
    法律は人間の作るものなので都度チェックは必要ですが、本当に崇高な理念だと思います。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する