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『人喰姫-ヒグメ-』第六章完全解説書

【完全解説書】
ここでは『人喰姫-ヒグメ-』第六章 天空ノ黒龍編で登場したキャラクターや設定などを徹底解説していきます。

※第六章(第七十二話)までの内容が含まれますので、
未読の方はぜひ本編をご覧になってからお読み下さい。


【物語の構成】
ざっくり言うと「風樹編」です。主人公以上にサブキャラの設定や物語を考えるのが好きなので、こういう回は力が入ります。というのも、これまで風樹をあまり深掘りしてこなかったので、第六章で存分に描いたって感じです。そしてもう一つ、魍魎の方もかなり気に入っています。このまま死なせるのは勿体無いんじゃないか……と感情移入しちゃうくらい。

【魍者の域-もうじゃのいき-】
魍魎と者(ひと)が心で対話できる異世界。
両者の心が何かのきっかけにより共鳴すると到達することが出来る。

【烏天狗-からすてんぐ-】
見た目は巨大な両翼と嘴をもった人型の烏です。
今までに無かった空中戦を可能にした魍魎です。

【風音-かざね-】
風樹の姉。黒い髪を束ねている。風樹を庇って死亡。

【山姥-やまうば-】
一般的にやまんばと呼ばれることが多い妖怪。
作中最高齢の魍魎で、白髪を刃の様に操る。

【龍泉洞-りゅうせんどう-】
風樹が龍と心を共鳴させた際に訪れる魍者の域。
鍾乳洞の様な薄暗い空間。

【心覚投影-しんかくとうえい-】
魍者の域にて、魍魎が者に対して記憶を映し出させる術のこと。

【大天狗-おおてんぐ-】
烏天狗の真の姿。長く伸びた赤鼻に、龍の様な白髭、そして鷲の様な大きな両翼を背に生やした魍魎。神通力を持つ強力な妖怪という説がある。

【羽団扇-はうちわ-】
大天狗が使用する厄災を起こす武器。
暴風、豪雨、竜巻、火炎、そして全ての烏を自在に操る。

【あとがき】
天空ノ黒龍編は風樹が大活躍でしたね。これで魍魎剣士の三人はそれぞれいい具合に深掘り出来たのではないかと思います。それでもまだ明かされていない物語が多いので、これからの展開にぜひ期待して読んでいただけると幸いです。
これからも応援宜しくお願いします!

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