昨年12月2日から紙の保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証に移行する事になっておよそ1ヵ月が経ちました。
今回は何でそこまで政府がマイナンバーカードにこだわるかをお話しようと思います。
まず第1に「また貸しが防げる」というのが大きなメリット。やってる人、いるんですよ。
マイナンバーカードには顔写真がついてるから旧保険証の「名前だけでの確認」からよりセキュリティは向上しています。
逆に言えば顔写真が「ついてしまっている」事でまた貸しは不可能になってます。
「電気の止まった被災地ではICチップの読み取り機が使えないだろ!」って反対者は言うだろうけど、そんな緊急時では顔写真付き身分証として使うには十分です。
第2に「もらった薬の履歴が残る」のも巨大なメリット。
これが何に有効かと言うと「必要以上の薬を複数の病院からもらって転売する」のを防ぐためです。やってる人、いるんですよ。
あと、薬の履歴が残るので効率的な投薬・飲み合わせの制御が可能なのも有難いメリットです。
特に心療内科に罹っていると薬の相性ってかなり出るのでそういう意味では有難い事かと。
第3に「通院履歴が残る」ため、病院を溜まり場にするために複数の医者に不要な通院をする老人たちを排除できるのもでかいです。
年寄りは暇なのか病院やケータイショップ、温泉施設なんかで暇つぶしのおしゃべりをしているそうなのですが、
そんなに暇ならシルバー人材センターでもいいからキリキリと働け。くらいは言わせてほしい。
これら1~3の事で、試算の種類によってはそれこそ「兆」に届く経済損失を回避できるので、健全な医療費の削減につながるんですよね。
立憲民主党は「紙の保険証に回帰せよ!」って言ってるけど、彼らの支持母体=老人たちはこれらをやられたくないんでしょうな。
特に今の立憲民主党はここを守らないと選挙で負けるんでしょう。まぁ勝てた所であと10~20年経てば支持母体の老人共はみんな老衰で死ぬから、
選挙の票が無くなるのが若干遅くなる程度の延命治療でしょうけど。
ちなみにマイナンバーカードのICチップ内の情報は暗号化されていて、不正手段で読み取れたとしてもどういう情報なのかは分からないように出来てるし、マイナンバーカード自体にコピー防止技術が使われているので紙の保険証よりも偽造されにくいんですよね。
それに、仮にICチップの偽造が出来たとしても中身のデータまで偽造することはほぼ不可能なわけで。
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