タイトルのとおり「探偵スカルフェイスのザギ」の連載を始めています。ただいま8話まで公開してます。
お読みいただけましたら、幸いです。
他サイトでの企画なのですが、魅力ある書き出しを競う企画がありまして、そのとき好評いただいた作品を、この度連載化しました。
カクヨムコン7にも参加してますので、応援頂けたら泣いて喜びます。
まだラストまで書ききれてないので、コンテスト中に完結できるかどうか怪しく、どうしましょうと焦っております。
でも、コンテスト関係なくキチンと完結させるつもりでいますので、最後までお付き合いいただけたら、と思います。
今日現在、ミステリーの週間ランキング8位ですって……。怖いですね。びっくりですね。こんな順位、今まで見たことないので恐怖だわ。
以下、作品の紹介です。
*****
異常犯罪者vs奇癖の探偵。――その狂気、俺にもっと見せてみろよ。
「探偵スカルフェイスのザギ」
ラヴェル調べを口ずさみ、花を生ける――さあ、どうだいゾクゾクするだろう? 綺麗だろう? 見ているだけで……いいのかい?
約1年前から断続的に続く、猟奇殺人事件。
被害者の遺体はいずれも著しく損壊され、無数の花で彩られていた。遺体を生け花に見立てているのか、切断された頭部と手足も、花と共に奇怪な形で胴体に生けられてていたのだ。
誰が言いだしたのか犯人は『花師』と呼ばれるようになっていた。
4人目の被害者が見つかったその朝、佐木涼介はネットに遺体の画像が晒されているのを発見する。その動揺が収まらないうちに、愛らしい少女の画像がネットに上がった。次はこの少女が獲物だというように。
過去のある事件をきっかけに変貌してしまった元警官の佐木は、この宣戦布告を受け取り、薄暗い執念をもって花師を追い始める。