こんにちは、柑月渚乃です。
2回目の近況ノートですね。ここでは柑月渚乃としてテキトーに雑談していきます。
さて突然ですが、空気って見えると思いますか?
なにを言ってるんだと思うかもしれませんけど、
目の前にある、いや目に触れてさえいる物質的な空気の話です。
私は空気越しに世界を見て、空気越しの少し歪んでいるかもしれない相手を見て会話しています。
空気は見えるものだと思いますか?
ぜひ一度、読むのを止めて考えてみて下さい。
私は見えないと思います。感覚がそう言っているから。逆に見える感覚がある人はどんな感じなのか、知りたい・味わってみたいです。
ただ、物質としてはちゃんとそこにあるから見えているはず。だから不思議です。
話は変わりますが、“透明人間”っていると思いますか?
皆んな透明人間はいないって言うくせに幽霊はいると思っているのなんなんだろ。
話が逸れちゃいました。きっと、賢い人はこう答えたと思います。
いるともいないとも言い切れない、って。
じゃあ、透明人間は見えると思いますか?
見えないから透明人間なんでしょって話か、さすがに。
見えないから存在するかどうかなんて確かめようがない。でも、いない証明はできない。
だから、どちらとも言い切れない。さっき言い切れなかった理由はこういうことですよね。
じゃあ、なんで透明人間は見えないんでしょうか。
まあ、“透明”だからですよね。
でも……それっておかしくないですか。
透明でもグラスに入った水は見えるし、自動ドアだってそこにあるのがちゃんと分かる。
なんで、透明人間だけ?
じゃあ、透明人間がプールに飛び込んだらどうなるでしょう。
──多分、そこだけ水がないように見えるんじゃないですかね。
プール。私が嫌いなものの一つです。
私は呼吸が苦手なので、よくプールの授業の時は溺れそうになってました。
でも、だから知ってます。
空気は普段見えないものなんですよ。空気を見えるという人には私はこう返すことにしています。じゃあ透明人間は見えるの?と。
たとえ目の前に存在するとしても、空気は見えません。
ただ、その後にはこう続きます。
空気の中にいる時は、と。
私は空気を見る方法を知っています。
それは空気の“外”に出ることです。