TwitterのTLから発表されてること知りました。
落ちてるって予想しつつ、それでもかすかな期待をしながら確認してみたところ…
落ちてました。
でも、期間内に読むことができなかったけど、この人たちなら通過は間違いないだろうから私が読まなくても平気かなーと思ってた作品がどれも通過してて、まだ読めていないわけですけど、それでも良かったなと思いました。
一方で、私が読んでレビューした作品の中には通過できなかったものがけっこうあり、
すごく面白いのに残念だなーと思います。
どれも面白いし優れた作品なのに、たぶん読まれてないんですよね…。
「面白ければ選考通過する程度の★はつく」という方もいますけど、
それって既にその作者が一定の読者を獲得してる場合ですよね。
新しくカクヨムに来た人には同じことは言えないと思うんです。
で、せっかくなので、ちょっと紹介。
①青春映画(藤野旧さん)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884522912【レビューからの抜粋】
高校の映画部員3人を中心にしたお話。
この世代ならではの痛みや傷つき方を掬い上げ、この世代ならではの目線で周囲のものを映し出しているように感じました。
これ、いちばん推してる作品です。素晴らしいです。
作者さんとは全く交流ないので、ここで紹介するのも本当はよくないのかもしれませんが、
自分の好きなものは他の人にも知ってもらいたいので…。
ひっそりおすすめさせてもらいます。
②路地裏の怠け者(須能雪羽さん)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884497294【レビューからの抜粋】
体の半分は人間、半分はキトン(猫)――つまり猫の半獣の一味が構成するミーティアキトノという一団が活躍する物語。
細部まで世界設定が作り込まれ、それを無理なく物語の展開とともに披露していく手際が、たいへんお上手です。
特筆すべきは、単なる舞台説明だけでなく、キャラクターが送る日常の細かな点までしっかりと描かれていることです。
こちらは、コンテストをきっかけに仲良くさせていただいている方の作品。
中世ヨーロッパ的な世界観の中、魅力的なキャラクターが活躍します。
魅力、というのが奇抜な個性ではなくて、細部からそのキャラクターのの人柄とか体温や思考の仕方が伝わってくるような感じのもので、それがすごく好みでした。
③イルマの東へ(月河未羽さん)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884687339【レビューからの抜粋】
幼少期に患った病の治療のため、人里離れた山奥で育ったアベルディン。
彼は親友の薬剤師、リマールとともに王都を目指す旅に出ます。
たいへん美しく描き出された古典的ファンタジー小説です。
風景描写は圧巻で、そこには細部までしっかりと練り上げられた美しい世界を見渡すような壮大さがあります。
こちらもコンテストの頃から仲良くさせて頂いている作者さんの作品です。
なんというか、とにかくお上手なんです。
ものすごく自然に神視点で描かれていて、文章の、そして作品世界の雰囲気も、ものすごく『指輪物語』な感じなんです。
映画の『ロード・オブ・ザ・リング』じゃなくて、小説の『指輪物語』な感じです。
そんな感じで、もし気になる作品があったらぜひ読んでみてください。
最後になりましたが、通過されたみなさん
🎊🎊.*・♥ Congratulations ♬+° ・*.🎊🎊