腹音鳴らし

たぶん、あんまり頭が良くない。 考えた事を口に出すのも、得意じゃない。 それでも、君の事が好きだ。

私の行動を決定づけるもの 失われたもの

どこにでもある、筋肉にまつわるお話。

西暦199X年8月某日、私はドブ川に浮いていた。 いじめか？　 否、自爆である。 半分。

私にはどうしても欲しい物があった。 それを手に入れるためには、やはり金が必要だった。 だから私は、ぬいぐるみに手を出した。

1990年代、日本。 金のない私達学生にとって、古本屋は宝の洞窟だった。 これは貧乏学生と古本屋を巡る、醜い争いの物語。

～あらすじ～ 　　目つきの悪さが印象的な少年・大槻勢十郎(おおつきせいじゅうろう)は、高校一年の春休みに祖父・八兵衛の遺産である『大花楼』を相続した。 　ところが、新生活を夢見…

2004年。イタリアのモンツァ・サーキットで起こった騒動の顛末と、とある女性ドライバーにまつわるお話。

　ボクサーにまるで向いていない男、静川大樹は、新海ボクシングジムで地味なプロ活動を続けていた。 　彼は世界王者を目指していながら、魅せるボクシングができない不人気ボクサーであった…