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『風は遠き地に』メインキャラクターと相関図

☆啼義(ナギ)
主人公。黒髪黒眼。生後半年ほどで、靂(レキ)に拾われ、羅沙(ラージャ)の社(やしろ)で育つ。身長は17歳時点で172cm。最終的には177cmくらいまで伸びる予定。"竜の加護"という力を持っているが、本人はまだそれを知らない。

☆靂(レキ)
啼義の育ての親。"淵黒(えんこく)の竜"の力の復活を願い信仰する羅沙の社の頭(かしら)。白銀髪金眼。47歳。身長178cm。啼義が長じるにつれ、彼に何か特殊な力があることに気付くが、"淵黒の竜"の力の復活に役立つかも知れないと考えて手元に置く。しかし、それが後に仇となる。

☆ダリュスカイン
靂の右腕とも言われる腹心の部下。上級の魔術師。金髪紅眼。27歳。約10年前に魔物の襲撃で家族を失い、淵黒の竜の力でその魂を呼び戻したいという悲願を抱え、羅沙の社へやって来た。自分と同じく靂のそばにいる啼義に対しては、複雑な感情を抱いている。

☆イルギネス
イリユスの神殿に所属する銀髪の魔術剣士。26歳。20年近く前に神殿から失踪した"竜の加護"の継承者の行方を探す旅の途中、瀕死で倒れていた啼義を拾う。飄々として陽気な性格だが、過去に啼義と同い年の弟を亡くしている。

☆驃(しらかげ)
イリユスの神殿のトップクラスの剣士。26歳。イルギネスとは10代からの親友で、互いに良きライバルと認め合う仲。剣に関しては両利きで妥協を許さず、その強さの右に出るものがいないほどだが、酒好きで甘党という一面も。

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