こんにちわ!
本日10月18日は、現在メインで書いている長編小説『風は遠き地に』の主人公ナギの誕生日です。いつも応援ありがとうございます!
実は私、そんなにキャラの誕生日とかを決めない方で、ナギも最初は誕生日設定がなかったんですが、お話を進めていくうちに必要になって、きちんと決めてからは2回目の誕生日です。それならみんなちゃんと決めようかってなって、今ではひとまず、メインキャラの誕生日は決まっています。
そんな記念もあって本日、ナギが名付けられた時のエピソードを綴った『授かりし者』を書いて公開しました。7分ほどで読める短編なので、隙間時間の読書にもぜひ。
この短編は、平たく言えば、許嫁を亡くして心が冷えているツンデレなレキが、生後約半年の赤ん坊ナギに溶かされるお話です(笑)。
…というのも説明としては合っていますが、このお話のキーになるのは、レキの思いの方向性だったりします。
赤子ナギの幸せを願うとかではなく、"つまづいても生きて行けるように導いてやるか"ってところなんですね。彼は、人生が、生きてれば必ず報われるわけではない事を知っている。だからこそ、荒野を越える術、生きる術を教えようと考える。闇の中でも、星が見つけられるように。
読んでくださった方の気持ちにも、ささやかな明かりが灯せたら嬉しいです。
そしてタイトルの"授かりし者"は、子を授かったレキと、名を授かったナギ、両者を共に指しています。
あとは単に、生後半年のぷくぷくした赤子の描写がしたかっただけでは疑惑ですが、全くもってその通りです(笑)。
生後半年の赤子ナギの無邪気な行動にも、ぜひほっこりして下さい。
それではまた。