イザベル・バードは明治初期に東北、北海道、関西と日本の深部を踏破した英国女性旅行家です。他にもアメリカ、朝鮮半島、中国大陸など冒険といって良い旅を行っていて著書を残しています。日本旅行記は「日本奥地紀行」として刊行されていて英国人女性から見た日本を今日も読むことが可能になっています。この作品をコミカライズ連載(不定期)されていますが考証がとっても大変そうです。
「高校1年生の姉と小学1年生の妹と」の「冬」編では「完訳日本奥地紀行」を元に長編アニメ化されたという設定で「バードさんの日本旅行記」を登場させてます。拡大ヒットという図式は2016年秋封切りで未だ各地で上映されていて韓国の映画祭でも賞を受賞した「この世界の片隅に」をモチーフにして書いてます。もしバードさんの物語が映画化されたら考証が大変であろうあたりは特に共通しているかな。