この作品はかなりの紆余曲折の末に出来上がっています。最終的にはまったく違う出発点の話が交じりあっていき、そこに新たな大きな謎が産まれ大団円にもつれこんでいくストーリーになっています。
こう書けば格好良いですが、実態は挫折した2つの話をリサイクルして融合させたため、設定の違いを修正するのにテンテコマイさせられたものです。
ヒロインはタイトル通りにマドカです。マドカは前作に登場させましたが、キャラ設定はアカネの対偶ぐらいに雑に設定しています。でも、それでは物足りないので作品のストーリーに合わせて派手に味付け・・・しすぎました。
この作品を書いた時にはLBGT問題は騒がれていなかったので、それほど意識せずに小道具に使っていますが、今ならイチャモン付けられたら嫌なので頭から回避したかもしれません。
前作より話自体は深みは増したつもりですが、その分じゃありませんが、痛快さとか爽快さに欠ける部分はあったかもしれません。