流星セレナーデの続編です。宇宙船や宇宙人が出てくるのでSFに分類されるかもしれませんが、SFに舞台を借りた現代ファンタジーにしています。
SFもあれこれジャンルがありますが、設定から言うと宇宙人を地球人と類似にするか、まったく異なった知的生命体にするかがあります。おおよそで言うと、まったく異なった知的生命体にすると、コミュニケーションが取れないパニック物に流れやすくなります。もちろんETみたいな話もありますけどね。
一方で地球人類似にするとコミュニケーションが取れて、ある種の異文化交流的な話にしやすくなります。コミュニケーションとなると壁は言語ですが、シリーズの中に神の源流はエラン人であるの設定し、さらに地球に植民基地を作った時代があるとしています。
ユッキーたちのネイティブ言語がエラン語の流れを汲むでコミュニケーション問題は回避したぐらいでしょうか。だから交流もあり、恋まで花咲かせるのが出来るぐらいです。
だから現代ファンタジーですが、問題は宇宙船とか、宇宙人という非日常的な代物を溶け込ませる点でしょうか。それなりに上手くいったと思っていますが、それは読者の評価になります。