いつもおとづれてくださり
ありがとうございます♪
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「幸村の海賊旗」
第24話「天の運航・帰雲山崩落」
第25話「All fore one( ひとつのために )」
公開いたしました♪
物語のひとかけらをこちらへも。。。
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横顔でも明るい表情がわかる由利の肩ほどの位置の顔をあげ
彼と同じ星を見て源次郎は
「由利、いまを、どう思う」
「どうってぇ?」
「自分達の番の戦争が終わり次の戦争がくる、その繰り返しだ」
頭ひとつ半も小柄な源次郎が言い出したスケールの大きなことに、由利は天文から位置を測るアストロラーぺで覗く星をかえながら
「武門のほうは、ヒデヨシってのが凄ぇんだろ?
築城屋のおいらたちぁ、儲もうかってありがてえや」
「この国のなかでいずれ天下に殺される、つまらないだろ」
由利はまばたいてアストロラーぺをおろし
「今日死なねえ、それで精一杯だ
おいらたちぁ戦の国で役に立つから殺されにくい
まだいいほうさ」
源次郎に厚さ倍に見える築城屋の筋肉の厚い身体の彼に向き直り
まっすぐみあげてくっきりと言う
「だから、世界を見てみないか、まずは大きく知ることだ」
「、ぶ」
ぶっわあはあっ!!
由利が吹き出しきって吸えない息が苦しく腹筋を手におさえながら、大きな手をゆびさしにして
「まあるい地球を?」
「そうだ」
「くるっとまわって?」
ひとさしゆびくるっ、由利の笑顔に源次郎は頷いて
「そうだ、皆で」
なんだようるせえなあと、二人の話をききながら小屋から出てくる築城人足たちにも届けと
声を強くする
「 帆船でだ 」
。
。
。
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多すぎた文字数を新しいページにわけたため
再公開前に読んでくださっていた皆様の元へ
今回ですと
・23話が通知がいかず
・文章をわけて増やした24話の通知がいく
ということになってしまいます。
どうしてもいただいたコメントや♡の足跡をすべてそのままにしておきたくて。。。
通知のいかない1話分が、まるまるお話がつながらなくなってしまう
ということが起こってしまうと申し訳なく
公開後こちらにて、うるさくならないよう週に1度〜2度
ご連絡をさせていただくことを、どうかお許しください。
おとずれてくださいましたら嬉しいです
お待ち申し上げております♪
幸村の海賊旗 〜戦せず手に入れる。戦国で世界をしる帆船海賊団を。人質時代の少年・真田源次郎、海の口伝〜
https://kakuyomu.jp/works/16817139555968326649 ゆうつむぎ 拝