今回はリーヴ視点のお話です。
本当はヒルダの時と同じように話名に”幕間”とも入れたかったんですけどね。
書いていく内にマスターへの報告義務が多くなってしまい、「マナの知らないお話」にならなかったので、今の話名になりました。
主人公に仕える召喚獣が自分の意思を持つのなら……という私なりの考えが入っているお話です。
都合よく「マスター好き好き!」、「私はこの世界の人間よりも強い!」だけで終わらせてもいいのですが、それぞれの娘たちにはそれぞれの考えの下、自由に動いてもらう事にしました。
個々に異なった価値観を有し、自分自身で「何がどれだけマスターのためになるか」を考えるのが本作のユニーク召喚獣たちです。
考えて実行した結果が正しかったのか、間違っていたのかは当然、結果次第。事実や自分の失態を隠した結果がどうなるかは楽しみですね。
ちなみに、汎用召喚獣たちはそこまで考えていません。与えられた職務を最速・最適にこなす純粋な兵士のようなものです。疑問点はキチンと口に出しますが、基本的にはマスターの命令が絶対であり、理由などの説明が無くても絶対に実行しようとします(倫理的に危うい内容もOK)。
汎用召喚獣の話とかも書きたいんですけどね。あとは、マナの召喚士としての戦闘シーンとか……。現状、彼女がまともにスキルを発動して戦っているのって最初のスケルトンドラゴン戦くらいですし……。しかも出オチにする気が無かったはずのネタスキル。
いやまぁ、でも主人公の戦闘シーンは次回更新で出しますんで、そちらも楽しみにして頂ければと思います。
本日はここまでです。読んで頂き、ありがとうございました。