「無題」 作詞:詩ノ花
満たされた日々を送っているはずなのに
どこか満たされない心の
油断すると溢れそうな涙の
気づけば頭に浮かぶ君の笑顔の
ふとしたときに見上げる冬の空の
色はいったいどんなふうに
光っているんだろう
君の見ている景色を
僕は知らない
君の隣にいる人を
僕は知らない
君の綺麗な心の世界に
僕はもういない
僕はもう
笑顔の絶えない日々を過ごしているけど
たまに笑えなくなる僕を
君に似た女優が映るテレビを
本棚に隠れた思い出の写真を
ふとしたときに聴く好きな音楽を
かき集めてガラスみたいに
壊してやろうかなあ
君の見ている景色を
僕は知らない
君の隣にいる人を
僕は知らない
君の綺麗な心の世界に
僕はもういない
そんなこと言ってみたって
何も変わらない日常を
その場しのぎの愛と自由で
やり過ごしていくんだ
僕の見ている景色を
君は知らない
僕の隣にいる人を
君は知らない
僕の淀んだ心の世界に
君はもういらない
君はもう