企画用二次創作『サバンナの夜を待つ』にレビューを頂きました。ありがとうございます。
ありがとうございます、というか、ごめんなさい……。
ひぃぃ、原作者様に怒られた!!と思ったが、
今回のレビュアーさんは原作者様とは別の方だったので、どういう感情を持てばいいか分からず混乱している。
しかし怒っておられても、本作の核心を捉えておられるところは流石。
そう……本作の「手紙」は、
ニホンがどこかもよく分かってない外国の子供が
社会科の授業の限られた時間内に、いきなり手紙を読まされて大急ぎで書いたものなのだ!!
ユアちゃんの自己犠牲も、独り残されたマサキくんの想いも、地球を半周すればライトノベル。
その一方で先進国の人間も、パンではなく、むりやり書かせた手紙なんぞを寄越して慈善活動のつもりでいる。
無関係の他人の冷たさ、伝えたいことは伝わらず、欲しいものは手に入らず、自分の気持ちばかり押し付け合う身勝手さ、
人と人とのどうしようもない分かり合えなさを見て頂きたかった。
(原作への率直な感想も1ミリぐらい含んでるけどね)
それと、「魔法などない」のなら、
じゃあ、この現実には何なら存在するのか、といったことを手紙の内容から考えてもらいたかったが……自分の力量不足だったかもしれない。
それはそれとして、本作は魔法少女ユアの話も魔法少年マサキの話もしておらず
レビュアー様の素晴らしい二次創作を拝読し、拾いきれなかったネタがあることにも気づいたので
本当に原作者様から怒られないうちに、時間が許せば、もう一本書こうかと思う。
でも、あまり原作本編に踏み込むと他人様のキャラがユウグレムシのキャラになっちゃうし、
あれはあれで美しい結末だから、そっとしておきたいんだよなぁ……