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公募を目指している方へ

みなさま、お元気でらっしゃいますか?

「エリンギ魔法少女よどりん」、お昼にちょっと名前をだした「機密案件」、たくさんの方に読んでいただいて、評価も頂きありがとうございます。

 そこで、思い出しました。

 実はこの「機密案件」ですが、「集英社 コバルト短編小説賞 第206回」で「もう一歩」に残った作品を加筆、訂正したものです。

 昔はコバルトもそれほど難しくなかったのですが、最近はものすごく応募者が増えています。この前後に数作出しましたが(エロと恋愛)、かすりもしませんでした。

 もしも文学系の公募を目指してらっしゃる方、少し古いデータになりますが、文学賞で求められている作品の一端が垣間見えるかと思いますので、参考にしていただけたら、と思います。

 加えて思うのは、サイト内で掲載されている過去のコバルトの受賞作を見るに「月森の作品、カテエラ感が半端ない」ということだと思います。

 それはわかってたんですけど、「これしか書けないんだから仕方ないじゃんねエ」と開き直って公募に出しまくって、落ちまくってました。

 カテエラでも「もう一歩」に選んでもらえた、ということは、「文学小説として求めらている作品」という部分ではクリアしていたのかな、とは思います。

 みなさん、公募で落ちても色々言われても、「月森に比べたらまだまし」と思って頑張ってください。私は、軽く見積もっても百回以上は落ちてますから(笑)
 

24件のコメント

  • 月森さん、大好き。
  • コバルト文庫ですか。
    私、最初に自分のお小遣いで買った人生初の小説が赤川次郎先生の吸血鬼シリーズだったんですよね。コバルト文庫の。
    そこの選考に残っている月森さんは、やはりすごいなぁ。

    それは前振りなんですけど。
    「数作出しましたが(エロと恋愛)」

    カクヨムで披露してくださっていいんですわよ?特にエロのお話。おーほほほ♫

  • コバルト短編、この前出したんだよねぇ…
    掠るといいなぁ。
    実はすごい昔にもコバルトは出したことあって、1次は通ってた。
    作品によっての向き不向きは絶対あるから、まずは自分の書くものがどこに合ってるのかを知るのが大事なんだろうなぁ。
  • 中にさらっと悠井すみれさんが。この「嫌われ聖女の癒し方」はカクコン7の短編特別賞ですね。
  • タイトルを見る限り、僕の小説はコバルトは違う気がする……。
    どこがいいのかって、難しいですね。
    見せてくれてありがとうございます(*´꒳`*)
  • 私も、初めて公募に出したのがコバルト文庫でした!その頃の流行りと、今の流行りはやはり違いそうですね。
  • しまちゃんありがとう!

    私も大好きだよ、がんばれ!
  • どまんだかっぷさん、やっぱりそこ⁉ (笑)

    でも、カクヨムで取り消されないくらいのにすると刺激が足りない……
  • にわさん。

    実は私もコバルトは常連だったんだよね、昔。でも最近はほんとに難しいんだ。まあ、わたしの書く作品が合わない、というのもあるかもしれないけど。似てるところで言うと、新潮社のR18なんか、一度もかすらなかったよ。でもあそこからはヒット作、ガンガン出てるもんね。

     もうね、今ならわかる。「カテエラが一番致命的」
  • 山田さん、ほんとだ!

    ということはこの「機密案件」も、出すところに出せば行ける、ということなのだろうか! どこかのホラー小説にでも応募してみようかな。
  • 碧絃くん。
     
     ほんと、その賞に合ったものを出す、というのが一番大事。クオリティよりもそこじゃないかと思う。「欲しいものを提供する」というやつ。文学賞はむしろ「ほしい感性」を探してる感が強い。

  • 柚月さん!

     コバルトって、若い人を欲しがってる感じですよね。私も若いときには編集さんから声をかけられましたけど、そのあとは全然ダメです。

     年齢、っていうのも大きいと肌で感じます。私ぐらいの年齢になると、公募はよっぽどじゃないと難しいかと。
  • 機密案件、すごかったです。
    確かにこの物語でコバルトと聞いて、選者の「ああ、上手いけど、どうしよう?」って物凄い戸惑いが思い浮かびます。もう一歩に選ばれる事がすごいです。流石でございます( ;∀;)
  • 月森さん、年齢って絶対にあると思う。
    コバルトの短編は一回出したけど、読むと
    「いっしょ育てていく」って書いてあるから、これは駄目だと思ったの。
    もう出来上がってなければ駄目なのです。

    だから、月森さんが本を出すのって、とても嬉しいニュースです。とても。
  • 福山さん、読んでくれてありがとう。ほんと、「こんなのコバルトに出すなよ!」的なやつね(笑)

    でもこれは、新潮社のR18では一次も通らなかった。ほかには出さなかったんだ。書くのが辛かったから、「もうこんなの二度と書きたくない」って思って。でも今なら書けそうな気がする。
  • しまちゃん、ほんとにそうだよね。

     今まで落ちた公募で3回、編集者さんと接する機会があった。一回目はおじさんかな、と思った。2回目は二十代半ばの女性。3回目は二十代後半か三十代前半の男性。

     ふつうに考えたら、それぐらいの年齢の人が、年上の、なにかこだわり持って書いてそうな人に「ああしてください」「こうしてください」って普通に言いにくい、ってあると思うんだよね。「でもここは!」とか言って議論になるのも、若い編集者さんだときついかもな、って。そう思って、もう、一次さえもかすらなくなった時に大手の公募は諦めたんだ。

     いつも応援してくれてありがとう!
  • 機密案件、公募されていたのですね。
    しかも取り上げられているとは。。
    根性もすごいです!

    やはりカテエラが辛いですね。自分をどこにはめればいいんだ、という。
  • 浅里さん、ホントにカテエラ問題は深刻です。だって「コレ」って思う賞、なかなかないですもん。特に文学は「感性」は大きいと思うのですが、わたしに「それ」はない。だったらもう、自分の文学を確立するしかないかな、と思って。まだまだだけど。
  • すばらしいです!!👏
    それだけで大尊敬です。
  • くるを様。

     一生、日の目は見ないんだろうな、って諦めてました。でも、書くことだけは諦められなかったんです……笑
  • あと思うのは、「作家として育つまでの年数」を計算すると思うのです。
    若ければ若いほど、稼げる年数が長いよね。

    わたしも書くことは諦められない(笑)。

    でもさ、生きて来たからこそ、書けることもあると思うんだよね。
    そこは若かったら書けなかったこと。
  • 月森さん、ありがとうございます!
    元気でました!
  • しまちゃん。
    昔はどの文学賞も「育てて」って感じだったけど、最近は文学賞による感じ。上で何度も言ってる新潮のR18は、ちゃんと育ててるよね。

    確か今流行ってる「成瀬は天下を取りに行く」だっけ? あれは、数年前に受賞したやつ。何年もかけて書き直させて、ちゃんと世に送り出してる。たしか、「推し、燃ゆ」もどこかの新人賞を何年か前に受賞してると思うよ。「ぎょらん」の人は受賞した時はもう40代とかだったけど、彼女はすでに出来上がってたみたいで一気に人気作家になった。

    ただ、ほかの新人賞はそういう感じがないよね……。目立たないだけかもしれないけれど、私が以前、最終で競った人たちはみんな、二冊目まで出してもらったけどあとは……って感じ。そういうのを見ると、色々複雑。
  • あまくにさん。

    多分、わたしよりずっと若いと思うので、チャンスはたくさんあると思う。がんばれー!
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