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この、「川崎君」の経緯を昨日の近況ノートでお知らせしたのですが。
なぜ、大昔の倒産話を今になって書き直したのか。
そんなに倒産の話を言いふらしたいなら、なんで「恋愛」を盛り上げるための小道具に使っているのか。
と思われる方もいるのではないかと思います。
実はこれ、「今だから」書き直すことができたんです。
直面しながら、色々なことを感じていました。みんな、口には出さないけれど薄々感じていたこと。「本当はこうなんじゃないか」と。
最終候補に残った小説には、怖くて書くことができませんでした。
でも今なら、そのことはみんな忘れています。名前を出したって、「へー、そんなのあったんだ」くらいの認識です。関わった人たちもすでにリタイアしているはずです。だから、恋愛の小道具として、その他雑多の架空のエピソードに混ぜて書きます。当事者は、傷つきました。今でもその話題に触れたくない人もいます。なので、こっそり、ひっそり、でもやっぱり書かずにはいられないのです。
どうぞよろしくお願いします。