あけましておめでとうございまァす! 皆様ァああ!!
新キャラ、女媧風にご挨拶してみました、全く年甲斐のないことでございます、ごほごほ……。
先の短編、お花の巫女と言い、ヘレナ、女媧といい、どうも私は姉妹に何某かの思い入れがあるらしいことに気が付きました(思い返してみるとしょっちゅう誰かしらにお姉さまとか言わせてた様な……ごほごほ)。
ワタクシ、小学校は高学年頃からのアニメヲタクでございますが、アニメヲタクで姉妹と言うと……、まあ色々いらっしゃるとは思いますが、私の年代で強烈にインパクトのある姉妹というと、やはりトミノ御大のアニメ、『伝説巨人イデオン』に登場した敵方の親玉、ドバ・アジバ総司令の娘、ハルル・アジバとカララ・アジバの姉妹でございましょう。
ご存じの方であれば、『ああ……』と思わずにいられない因縁深いこの姉妹、映画版では容赦のない(TVコード気にしなくていい)描写も相まって中々に凄まじいものがございました。
声優の麻上洋子さん(ハルル役)なんぞは、『ああいうのはちょっと……』と漏らすほどであったとか、なかったとか。まあ子供の描写を指してのお言葉ではありましたが。
ネタバレで恐縮ですが、姉のハルルは、ついには妹のカララを撃ち殺し、それを父のドバに報告する際、カララを殺したのはアジバ家の名誉の為ではない、自分は想い人の遺言すら受け取れなかったのに、好きな男(ハルルからすると敵方の男性)の子どもを身ごもった妹が憎いから殺したのだと言い放ちます。
映画版当時(TV版は打ち切りで最後まで放映されなかったそう。イデオンの玩具が売れなかったからだそうです)、確かワタクシ、小学生でございます……。父に映画館に連れて行ってもらって観たアニメ映画でこんなん観ちゃったんですね。そりゃー影響受けるよな、とか自分でも思います(笑
でもこの映画の凄いところは、展開される人間ドラマがよかったこともそうですが、登場人物が敵味方関係なく全員戦死するという展開にも関わらず、無限力イデの発動で『何となくこれでよかったのかも』と思わせてしまうところかもしれません。
すぎやん(すぎやまこういち)作曲のBGMの素晴らしさも相まって、何気にお勧めしたいアニメ映画ではございます。
さてすっかり長くなってしまったので、今回はこれまでとさせていただきます。
冬本番でございます。皆様、風邪など召されませんよう、ご自愛なさってよい新年をお過ごしください。
それでは、また! 皆様に幸多からんことを!!