おはようございます、雌蛸です
Kingfan様よりレビューを頂きました!
https://kakuyomu.jp/works/16817139556426295611/reviews/16817139556758382283短編からずっと読んでくださっている方です
この作品を『群像劇』と評して下さった事をとても嬉しく思います。私が最も得意とする所は群像劇です。キャラクターの数だけ物語がある。主人公の視点だけでは分からない事や主観の食い違いなど、人である以上、様々な掛け違いや思い込みが生じます。
主人公のキングも最初は主観の強い作品構成でした。
それは彼が集落以外を知らなかったからです。
ゆえに善悪の基準も彼独自のものでした。
人を殺すことに躊躇いがなかったと言いますか。
それが魔術師登場より、躊躇いが生じるようになります。
一方、ラスボスのヨシュアは完全に倫理観の欠けた青年です。
そうなるにいたった物語もあるのですが『元から欠落している人間は悲しいかな存在する』という対比構造になっています。
私はやっぱり、S・キングと宮部みゆき先生を尊敬しているのです。
全く技量が足りていませんが、目指したい。
レビューは大きな励みになります。
好きだという気持ちだけで本当にありがたく、嬉しく思います。
第二章はキングの葛藤としています通り、あまりスカッとした展開はありません。むしろ、第1章でキングが感情で取ってしまった行動の代償を支払わされるエピソードが多いです。
残り2エピソードとなりましたが、彼が完全に覚悟を決めるまでを描きます。
キングは強い少年です。
それでは、引き続き『平和の鐘』をよろしくお願いいたします
https://kakuyomu.jp/works/16817139556426295611