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『平和の鐘』第二章キングの葛藤:トロイの戦車-中編 公開しました!

こんばんは、雌蛸です。ストレッチヨガをさぼって深い眠りが得られず、とても眠いです。今日はちゃんとやろう…

案の定、前後編に分けられず前中後編となりました。

今回はとにかくバトル!です。

正直、この話だけでも完結して読めると思う…

【あらすじ】
突然、姿を現した魔術師に困惑するキングとトロイ達。コマンドが切った口火によって、カオス上等の殺戮劇が繰り広げられる。魔術師と共闘するキング。苛烈極まる戦況で勝利を収めたのは――



【小説リンク】
https://kakuyomu.jp/works/16817139556426295611/episodes/16817330648042175561



【登場人物】
・キング・トート:本作主人公。両親を殺害し、死神の身体を乗っ取った少年。取引と引き換えに様々なものを手に入れていく。兄の存在が明らかになっている。

・コマンド:傭兵部門トロイのボス。小説舞台より20年ほど前に激化した東南アジア戦争(代理戦争)の犠牲者。世界の全てを嫌悪しており、心中願望を叶えるために傭兵部門トロイのボスとなった。

・7(セブン):「運命の輪」より登場。スネークを処刑した州警察の警察官。トロイのメンバーであり、州警察に紛れ込んでいるトロイを束ねている。ヨシュア・キンドリーの狂信的心棒者。ヨシュアのペット。変態。

・魔術師:「魔術師の誘惑」のエピソードキーマンであり、本作でもキーマンを担う。人間界に存在する、死神の一人。ヨシュア・キンドリーに仕えていたが、別行動をとる事が増えている。とある目的のために動いている模様。

・偶像:「星の憧憬」にて登場。人間界に存在する、死神の一人。イブの庭の聖母エヴァとも呼ばれている。血にまつわる能力者。洗脳能力もその一部。既にキングとの戦いに敗れているも、様々な場所で未だその禍根を残している。



【キーワード】
・洗脳:今作で最も重要なキーワード。偶像が所有していた能力でもある。現在の移譲先は魔術師。

・特別顧客:「女教皇の憂鬱」でレイラの口から、その存在についての言及があった。国や組織を横断していく存在であり、特定の誰かを示す呼称ではない。現在の特別顧客はヨシュア・キンドリー。

・イブの庭:表向きはカルト教団だが、作ったのは歴代の特別顧客たち。

・アダムの子:イブの庭の信徒を指す事もあるが、人身売買される子供たちを主に指して呼称している。キングがかつていた集落の子供たちは皆、何故かいなくなってしまう子供たちとして、アダムの子となっていた。

・トロイ:イブの庭、傭兵部門

・エデン:イブの庭、人身売買部門

・ブラックダイアモンド:現在は、クロエの瞳を呼称している。その内容については特別顧客とジョージが知っている状態。

・特異体質:特別顧客と偶像が行った人体実験で死神の遺伝子が何かしら関与している状態を指す。



【雌蛸から一言】
昨日のnoteにも書きましたが。今回はとにかくバトル・バトル・バトル!です。

その中でも偶像が未だ禍根を残している様は、前編から引き継がれています。偶像のDNAを持つキングとはその価値観が正反対です。キングは壊れる前のエヴァに性格が似たのだと思います。彼女はひたすらに翻弄されて、その生涯を閉じましたが。

苦手と公言しているアクションは、狂人が暴れまくってくれたお陰でサクサク書けました。カオスを作り出した方が目的はその回収となるので、まとまりやすいといいますか。

とか言いつつ『7があたおか過ぎて話が切れない💧』が本音だったんですが。引っ張られてコマンドも大分、当初の予定よりイカレぽんちになったと思う。

キングって俊敏なんですが身体も小さいし、肉弾戦が苦手な自覚はあると思います。でなければ、そもそも死神を乗っ取ろうって発想に至らないと思うんだよな…

この後、物語は大きな転換点を迎えます。

諸々の伏線回収のターンにも入ります。

それではお時間のある時にでも、お手に取っていただければ幸いです。

※note転載記事です※
https://note.com/amaterasraiwa_99/n/nc669bcfa2d54

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