星野 驟雨

お大事に…

ありがとうございます。
徐々に体調は回復していますのでもうすぐ本調子で書き始めると思います。

星　哲弘様
初めまして。綾部　響です。

先日は偉そうなレビューを投じ、失礼しました。
そしてその後に掲載された星様のお考えを拝見しました。
私の正鵠を射ていないかもしれない意見に真摯な返答をされており、恐縮致しました。
それと同時に、私の言葉が星様の気分転換、もしくは思考へ一石を投じる様な物になれたのではと感じて嬉しく思いました。

私も更なる高みへの渇望は常にあります。
そしてその切っ掛けとなる物は、こう言った小説掲載サイトにゴロゴロ転がっているのだと気付きました。
わざわざ本屋へ行く必要もない。いや、本屋で紹介されている様な”大人しい”作品では無い、自由だからこそ新たな発見の可能性がある作品が、毎日、無数に紹介されているのです。
ざっと流し見て、面白そうな評価（レビュー）、面白そうなタイトル、あらすじ、キャッチコピー…。
興味に釣られて覗き、読み流し、次を探す。
中にはつい読みふけってしまう様な面白い作品もたくさんあります。
自分が面白いと感じた理由はなんだ？
どこが響さんの作品と違う？
着眼点は？発想の転換は？感性は？
時にはそれらに感銘し、自身の作品に反映させる事が出来るのか、それにはどうすれば良いか考えます。

人間は思考を停止した時点で終わりです。
「人間は考える葦である」
パスカルさん？の言葉だそうですｗｗｗ
でも本当に的を射ていると思います。
ただテレビを見て、ニュースやドラマやバラエティ。
それらにも確かに自身の糧になる物が無数に存在します。
自分の好きな小説、漫画、アニメ、それらに含まれているのは言うまでもありません。

考える事だけが、人間が他の生物と一線を画す唯一の”才能”ならば、目一杯それを行使し続けようと常に考え、そうしています。

何やら長文で、また説教臭くなってしまい申し訳ありませんでした。
私達には自分にも気付かない可能性がまだまだある筈です。少なくとも私はそう信じています。
だからお互い、ペンを置くその時まで頑張りましょう！

前回のレビューは私自身とてもうれしくありがたいものでした。
私自身、あの文章を書いていたときは、「そうしている」とばかり思っており、「そうしていたつもり」であるとは心にも思ってなかったでしょう。

あの意見を咀嚼していくうちに徐々に自分の状態が見えてきたのでした。恐らく意見を頂かなければ、私自身があの地点まで考察することはなかったと思います。
ありがとうございます。

「人間は考える葦である」
であるならば、その身を鍛え上げてくださるのが誰かの意見であると考えています。
そして、自分自身でも力を蓄えるために、たくさんのものを見たりするのだと思います。今の私たちをつくりあげているのはそれらの蓄えがあるからであると思います。

私たちにはまだ可能性がある。
そのために試行錯誤を繰り返す。
そうして書き続けることがペンを持つものの使命だと考えています。

結局私たちはペンを離すことはできないでしょう。
その可能性を諦めない限りは。
お互い、ペンを置くそのときは、死ぬときか、すべてを諦めたときでしょう。
お互いに頑張りましょう。
そして、このたびは本当に貴重なご意見ありがとうございました。