GW明けの気だるい日々をいかがお過ごしでしょう。私は死にたいです。
いきなり鬱々とした文句が飛び出しましたが、連休中はいつもどおり引きこもり生活を楽しんでおりました。
休み中は時々、スピッツのライブ映像を見てグータラしているのですが、最近になって身内がサカナクションに興味を持ち始めたということでベスト盤を購入しました。最近発売したみたいですね(回し者感
普段はあんまり聴かない感じの音楽で、わりと気に入りました。まぁ嫌いじゃないけど好きでもないよ、って感じですが。
ところで、そのベスト盤に付属してきた特典ライブ映像を見ていたときのことです。いくつか、プログレ的というか、面白い展開をする曲がありました。一つの曲の中でまったく別の楽曲に変わるような雰囲気の作品ですね。
ほうほう、こうきたか、と私は楽しんでいたのですが、一緒に見ていた身内がふと苦笑しました。そして言うのです。この人達、どうしてもどこかでふざけたくなるのね、なんて。
PVや歌詞で時々面白いことを真顔でやるのが好きだと言っていたので、批判の文脈ではなく一応は褒め言葉だと思うのですが。
知らない人にとっては、プログレっぽい展開はおふざけに聴こえるらしく、ちょっとした発見でした。
そして同時に、私がしょっちゅう聴いているスピッツとの違いに思いを馳せずにはいられません。
(どっちが優れている、という話ではないのであしからず。ただ私はスピッツの方が好きなので、そっちよりの文章になると思います)
サカナクションが音楽好きに刺さる曲作りをするのと対照に、スピッツは大衆にも受け入れられる作品を作ります。
イントロの雰囲気が、曲の終わりまで継続するという感じですね。歌詞も平易な言葉を使うため、わかりやすさという点では相当に強いといえるでしょう。音楽の教科書に採用されるほどですし。
しかし浅いというわけではなく、演奏では凝ったことをしていたり、歌詞も示唆と比喩に富んでいたりと、掘り下げ始めればきりがないところもあります。
またこれだけは言っておかねばならないのですが、スピッツはそのわかりやすさを意図的にしているという点です。(初期はお世辞にもわかりやすいとはいえなかった)
話は変わって、私は森薫という漫画家も好きです。
出典不明の話ですが、その方は自分の趣味を漫画にしてしかも人気だと羨まれているものの、実は違うらしい。自分の好きなものを大勢の人に受け入れてもらえるよう誰よりも深く考えて作品作りをしている、と。
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長くなりすぎたので区切って結論を言いますが、好きなものを書いてるだけだから低評価(個人的には満足してるけど客観的に見て低空飛行なのは否めない)なのは仕方ない、と思ってきたのは、たぶんよくない。
私は、それを人気が出るように頑張るべきだ。ぶっちゃけ人気が出た方が嬉しいし。
サカナクションのように尖ったままで人気を得ることも憧れますが、それはハードル高い。
そういうわけで、ブルーティッシュエッジが完結したら、もうちょっと読者のことを考えながら、自分の好きなものを書きたいと思った次第でした。
とりあえずは、この無駄に文章が冗長になるのをどうにかしたいですね。前半のくだりいる? これ。
一話2000~4000文字を目標にしよう。次の作品からがんばる(フラグ