私の発言は、理解するに難いかもしれない、また、理解されたとしても反感を買うかもしれない。
それでも、私には敵はいないし、何人の敵にもまた、私はなり得ません。このことだけは、分ってほしいのです。
対立構造をつくることだけが、対話の糸口ではありますまい。
万人に共通な唯一つの正しさを志向し続ける精神を、私はいつでも持っていたい。そのようなものが、有り得ないのだとしても。
私のこの言を、微温な、意志薄弱なものと笑うひともありましょう。笑うなら笑うがよろしい。私も一緒に、笑って差し上げますから。
私の愚かさは、私が一番理解しています。
醒めながら、狂うているのです。狂うためには踊るほかにない世の中ですもの。