皆さま、新年あけましておめでとうございます。
帆多です。
昨年から「亜熱帯怪奇譚」と銘打ってちょこちょこ書いている作品群に、新作ができました。執筆しながら年越しです作家っぺえ。
化け猫シリーズ第三作
『化け猫おちる』
第一作と第二作の間の百年を埋めるエピソードの一つです。Don`t worry, be happy
(あらすじっぽいもの)
過去を「なくす」宿命を追った娘ユエと、その右目に収まった猫の目リールー。そして下腹の居候。
居候に救われた代償にユエは事実上の夫を「なくして」しまう。
そして、見知らぬ男となってしまった夫は、無実の罪で捕らえられ、処刑を待つばかりであった。
男の命を救う対価として、ユエが受け取ったものとは何か。
化け猫シリーズ第三作「化け猫おちる」
──刑場に真昼の月が降ってくる。