前のノートは愚痴になってしまって、申し訳ありませんでした。
ジャック(JTW)さん、反応して読んで下さり感謝です。
(へんに気を遣わせたみたいで、恐縮しています)
でも、出だし(序章)は唐突すぎて、よく意味が分からないんじゃないかなと思います。
(第一部 サイレン篇の最後のシーンから始まるので、当然ですね)
前回も書きましたが序章と第一章は、大幅改稿・加筆してそのまま残しました。
第二章からが、まったく新しい部分になります。
今回からなん度かに分けて、この物語が書かれることになった経緯を記します。
(わたしの戯れ言ですので、そんなものに興味のない方は無視して下さい)
まず遠い昔に、話の原型は造られました。
その時のタイトルは「Andrame(聖大陸)NOVA」でした。
(竹宮恵子さんの漫画「アンドロメダ ストーリーズ」のアルファベットのタイトルロゴが素敵なデザインで、完全にそれに影響されました。だからAで始まるタイトルにしたかったのです。単純ですよね)
始めから主要舞台となる大陸の名は「アンドローム」「聖大陸」だったのです。
「NOVA」は主人公の名前で、ノヴァと読みます。
しかしこの時点では、わたしはまだ具体的に小説などと言えるモノは書いていませんでした。
資料が残っていないので不確かですが、A4で1枚分くらい出だしを書きました。
(いまのストーリーとは、なんの関連もない話です)
たったこれだけで長い年月、放り出されたままこの物語は睡っていました。
それから幾星霜(w)久々に意欲が湧き、冒頭のルークが避難先の黒森山から公都と星光宮が燃え落ちる様に涙するシーンの原型を書きました。
この時もここまでで、小説といえるものではありませんでした。
ここからも、また長い時間が過ぎてしまいます。
それまでわたしは小説を書きたい、作家になりという願望は強かったのですが、結局のところ具体的な行動はまったくしませんでした。
(生来の怠け者であり飽きっぽい性格ですので、所謂・その内やる、本気出してないだけ、という言い訳をしながら生きていたのです)
そして或る夜、ひとりの人との出会いがありました。
これが切っ掛けで、わたしは初めてといってもいい小説というモノを書き始めることになりました。