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最新話更新について。9/9

久々に木曜の近況ノート更新。
どーも、ソースケです。

『おまかねの』第3章、40話を更新しました。
遂にアクセラレータの全貌が書けました!
ホントはこの本編では扱わな予定だったんですが、なんやかんや書いてて入れちゃいました。
石を射出する方法は、テニスやバレーボールの球出し機と同じです。
動力は電気ではなく水力を利用しています。
こんな威力が出るかは知りません。
このアクセラレータの元ネタは、古代ローマ時代を舞台にした岩明均氏の『ヘウレーカ』です。

ちなみに、ヘウレーカと言うのは「分かった!」という意味です。
漫画『ヘウレーカ』には老人になったアルキメデスが出てきます。
アルキメデスの逸話の中に、『アルキメデスの原理』を発見した際に「ヘウレーカ!」と言ったというのがあります。
本当かどうかは知りません、なんせ今から2000年以上前の話ですからね。
ちなみに、アルキメデスの原理と言うのは「液体や気体の中の物体は、その物体が押しのけている流体の重量と同じ大きさで上向きの浮力を受ける」と言うモノ。
お風呂に入っていた時に発見し、「ヘウレーカ」と叫びながら素っ裸で風呂を飛び出してこの原理を書いたとも言われていますね。
まぁ、これくらいじゃないと2000年以上も名を残す人物にはなれない訳だ。

この原理を利用して、純金かどうかを調べる事が簡単に出来るようになりました。
王が純金の王冠を作らせた所、金細工師がその金の一部を着服、合金にして重量を同じにしました。
そこで、アルキメデスはその王冠と、王冠と同じ重量の金塊(純金)を天秤棒に吊るします。
空気中では天秤棒は水平に保たれていましたが、王冠と金塊を同じ水槽に沈めた所、天秤棒は傾き、王冠を高く掲げのです。
つまり、合金になった王冠は純金よりも密度が低いため、水中で同じだけの浮力を受けた場合、金塊に比べ浮きやすくなった訳ですね。
これにより、金細工師は死刑になります。

なんでこんな話になったんだ?
アクセラレータの話をしたかったのですが、まぁ漫画『ヘウレーカ』は面白いので読んで下さい。
私が使わせてもらったアクセラレータだけでなく、手鏡で敵の軍艦を沈めたり、他にも色々と面白兵器が出てきます。
1冊で完結するのですぐに読み終わるのも魅力です。
私個人としては岩明均氏の『ヒストリエ』の最新刊をずっと待っているんですがね。
あと、 惣領冬実氏の『チェーザレ』も。
歴史漫画って面白い!

さて、本格的な攻城戦です。
ガルが何を待っているのかはもうお分かりでしょうが、まぁちゃんとした戦闘も続くのでご安心を。
では、また次回。

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