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最新話更新について。7/6

まだまだ梅雨が続くようです。
どーも、ソースケです。

『おまかね』の第3章、12話を更新しました。
遂に地下研究施設への攻撃です。
総指揮官はフェイの様ですが、実質的な現場指揮はインが担当。
タイパンを先頭にフェイが率いる先行部隊20が地下施設深く侵入します。
パオ率いる他の蛇達は可能な限り敵を攪乱。
村にいるツァンランの兵は、実践経験が乏しい新兵がほとんどなので、問題はないでしょう。
1万に対して5000で勝てるかどうか、そこは奇襲と言う手段で問題なく叶うかと思います。
実際、5000もも兵士は要らない。
ただ、これは実戦であると同時に、インの訓練した兵士と、パオの蛇との連携を試す、いわば試験運用も兼ねています。
この襲撃の後は、ツァンランもファン陣営の武力行使を警戒してくるでしょう。
そうなると、もっと大きな兵力どうしのぶつかり合いになるのは火を見るよりも明らかです。
そうなった場合、後方攪乱を担当する蛇と、前線で兵を動かすインを含め全指揮官(小隊規模の下級指揮官も含む)が上手く連携出来なければ勝機は見出せません。
恐らく、今回の作戦に参加した5000の兵士は、その後ファン陣営の要の指揮官になると思います。
だからそこ、蛇との連携と現場感覚を養うために必要な戦闘と言えるでしょう。
単純に、この5000の兵士達を指揮官として、下に5人ずつ付ければ、2万5000の大軍を率いる事が出来ます。
また、中には才のある兵士もいる筈。
そうなると、5万、10万と増やしていける。
戦闘で重要なのは作戦の綿密さもさることながら、目的を達成するために現場で細かい指示を臨機応変に出せる下級指揮官の存在も重要です。
日本的に言えば、組頭ですね。
前線はそこここで状況が違います。
その全てを総司令官が判断するのは不可能。
現場の状況を最も理解している、その現場の兵士が独自に考え行動する必要がある訳です。
それは、座学では勿論、模擬演習でもなかなか学べない。
模擬戦では味方は死にませんからね。
犠牲を顧みず押すか、一時防衛に回るか、その判断は個々の下級指揮官の裁量で決めなくてはなりません。
その判断は現場でしか養えない。
そして、それを判断出来るようになる人材はそれほど多くない。
小隊長、分隊長って色んな話で出てきたりしますが、そういう判断の出来る人しかなれません。
戦歴が長くとも、判断がズレた人もいますからね。

長くなってしまった。
なぜ私がそんなに下級指揮官の育成が大事だ言うのか。
それは、実際に経験しているからです、ゲームですけどねw
FPSで一番長くやったゲームが恐らく、第一次世界大戦を舞台にした「battlefield1(以下、BV1)」です。
このゲームには分隊機能があり、最大5人の分隊を形成できます。
私はいつも分隊長でした。
フレンドに指示を飛ばして、戦況を見ながら攻めるポイントを決める。
自分も戦いながらなので割と忙しい。
他の分隊と一緒に攻め込む、逆に突出し過ぎる味方の別分隊を見捨てる、犠牲を厭わず攻める、逆に一度退く、地形や相手の圧力を考えながら正面で受け止めたり、裏をかいたり。
戦いとは、そういった分隊ごとの動きが的確であればあるほど、勝利に近付くもの。
戦況をひっくり返して勝利する事もあります。
めちゃくちゃ強いプレイヤーが1人いても、必ず勝てる訳ではありません。
まぁ、チーターは別ですがw

長くなりましたね。
要は、そういう細かい戦闘の描写が出来ればなとも思っていますが、今回の戦闘では無理かなw
後々のお楽しみに。
では、また次回。

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