梅雨の終わりはいつなのでしょうか。
どーも、ソースケです。
『おまかね』の第3章、6話を更新しました。
上将軍とピュートの謁見。
上将軍の事なので、ピュートも上手く使うでしょう。
それに、蛇の事を信頼しきってはいない様子。
まぁ、それも仕方ない。
蛇としては王国軍に知られたくない情報もあるだろうし、逆に王国軍がその情報を欲している事もある。
利害は一致していても、その過程などに差異がある訳ですね。
グールの量産に関して、王国軍はもっと情報が欲しい所ですが、蛇というか、ファン側からしてみれば内部の機密情報を孕んでいるため、あまり開示したくない所。
ファンとしても、ツァンランを打倒した後も組織は維持したいと思っているので、そこは知られたくないでしょう。
そんな思惑が絡み合う中、白羽の矢が立ったのが、フィロー商会のピュート。
物の流れで研究施設の殆どの場所を割り出した経緯を上将軍も知っているため、蛇から得られない情報をピュートから補充しようと考えたのでしょう。
人選としては間違ってはいないと思います。
ただ、蛇や隠程の速度は持ち合わせていないのが難点。
西部の状況把握には少々時間が掛かる。
それでも背に腹は代えられない。
王国軍は常に後手に回っていますが、それでも状況の把握は必須。
九龍会の内部抗争で西部が荒れた場合、その後の処理の大半は王国の力が必要になるからです。
西部の荒廃が長引けば、新たな危険分子の温床になりかねませんからね。
さて、第3章に入って、会話パートがかなり増えると思います。
地の文が無くなって行く……。
まぁ、気楽に読んで下さい。
思ったほど、まだゴタゴタしてないので、作者的に大丈夫か心配になってきましたw
全面戦争も静かに進むかも?
では、また次回。