寒くなったり、暖かくなったり、気温変化が激しいですね。
どーも、ソースケです。
『おまかね』の第2章、4話を更新しました。
大将による、ガルの過去の話です。
とは言っても、一番重要な所は大将も知らない。
どちらかと言えば、西都におけるスラムの説明の方が話の大半ですね。
なので、今回はスラムの話です。
貧困層やならず者の巣窟となるスラム。
西都ではそのスラムと意図的に作っています。
それによって、犯罪者や犯罪者予備軍をスラム内に釘打ちにする。
そうする事で、スラム以外の地域の治安を向上させています。
そして、スラムには手を出さない代わりに、スラム以外での犯罪は徹底的に取り締まる。
こうする事で、犯罪者達はスラムから出てこなくなります。
更に、スラムの内部には軍が介入しない事で、犯罪者達は独自のルールを敷き、勝手に統治を始めます。
外に出れば危険だが、中なら自分の王国が作れるからです。
これによって、より犯罪者はスラムの外に出ないようになる訳ですね。
これは西都におけるスラムへの対応措置です。
他の東都や王都などは、極力スラムを造らないように努力しています。
そんな事もあり、西都では軍とヤクザが癒着しているのも事実。
派手な事をしない限り、軍はスラムを黙認し、たまに口利きまでやります。
まぁ、ずぶずぶとまではいかないものの、お互いに甘い汁を啜り合ってるわけですね。
大将はそんな西都で憲兵をやっていた事があり、その実情も知っています。
だからこそガルと知り合った訳です。
さて、次回はグールの出没する村です。
久々にちゃんと戦闘になる予感。
4人パーティになって初めての戦闘です、どうなることやら……。
では、また次回。