ニュースは何処もコロナの話ばかりですね。
どーも、ソースケです。
『おまかね』の第1章、50話を更新しました。
魔力残滓の話。
どんなに効率よく魔法・魔術を行使したとしても、「燃え残り」は存在するという事です。
現実の銃と同じです。
銃とは、雷管を叩く事で発火し、それによって火薬に点火され火薬が爆発、発生したガスが弾丸を弾き出します。
しかし、燃え残った火薬は銃口から出てしまいます。
これと全く同じです。
魔力残滓を残さずに魔法・魔術を行使する事が出来ないです。
つまり、使えばバレる。
現に、エルウィンは今回の盗賊団の件には魔術師が関わっていると突き止めています。
王国では、魔術の使用は禁忌とされています。
まぁ、使える人が皆無なのであまり意味をなさない法律ではありますが、裏を返せば、王国の法律に縛られない者、つまり魔王軍の炙り出しの為の法です。
現在の王国では魔術に関する知識はほぼなくなっています。
魔術に関しての記載がある古文書などは、全て王国の研究所に保管されていますので、一般の人が目に触れる機会など皆無です。
そんな中で魔術を行使できる人がいるとすれば、それは魔王軍に関係のある人物です。
魔術の素質があったとしても、鍛錬をしなければ行使できるようにはなりません。
使える時点で、暗黒種族から手解きを受けた筈。
つまり、魔王軍側という事になります。
エルウィンがガルを心配しているのは、ここが理由です。
とは言っても、エルウィンは上記からすると例外ですけど。
さて、今回は魔術師との戦いになりそうです。
この3人はしっかりと連携出来るのか……。
では、また次回。