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最新話更新について。10/3

昨日は満月でした。
ちなみに、今月は2回満月になります。
次は10/31で、ブルームーンです。
どーも、ソースケです。

『おまかね』の第1章、29話を更新しました。
タイトル通り、いざこざの始まりです。
この様な『手柄の奪い合い』はよくある事ではないかなと思っています。
現状、魔王は倒され、大きな戦も期待できず、武功を上げる機会が減る一方の中、上級の軍人たちは自分の手柄を欲しているはず。
作中では全く触れていませんが、王国以外にも国はあります。
しかし、魔王との戦いで王国は勿論、他国も疲弊しているし、何より魔王軍の残党狩りに目途がついていない状態で他国に攻め入るのは世論が許さないでしょう。
いくら絶対君主制の国とは言え、国民の反感を買うのは得策ではありません。
革命を起こされても困る。
結局は残党狩りで手柄を上げるしかないのですが、その奪い合いが激しい。
特に、中央司令部(以下、中央)には利権と実権が集中しているため、やりたい放題。
各方面軍から不満が上がっている事この上ないでしょう。

中央にもサリィンの様な、民の為に働こうとする軍人もいるでしょうが、結局出世するのは手柄に貪欲で出自のいい貴族階級の軍人なのでしょう。
王国は人間(ヒューム)の国なので、公的機関の重役は全て人間。
民の中では種族間差別はほぼないに等しいですが、国の上にいけばいくほど、人間至上主義になる。
まぁ、この辺りも作中で描ければいいのですが、まだそこまでに至っていません。
というか、ガル達の様な賞金稼ぎが国の中枢に関わること自体が皆無でしょうから、中々難しいかもしれません。

さて、聴取はどうなるのか。
とは言っても、物的証拠、状況証拠もあり、サリィンが有利でしょう。
そこまで心配する事もないと思いますが、果たして……。
では、また次回。

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