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気力と冬支度

冬眠にでも入りそうな近頃の寒さに身を震わせながら筆を執る…正確には文字を打つ。
久方ぶりの近況ノート更新です。
めっきり冷え込んで冬らしくなりましたが皆さん如何御過ごしでしょう。
作家の方々も読者の方々も健常こそ何よりです。

私はと申しますと、11月下旬から大きく体調を崩し高熱、微熱を繰り返した後、咳や鼻詰まりに嘔吐まで…始末に終えない悪疾に悩まされている次第です。


炬燵に膝を差入れながら熱い茶を啜り
弱音ラジオから零れる音楽に
身を委ねつつ筆を進め
行き詰まり次いで猫と戯れる

時折そんな理想が思考を霞めては、諦めて仕事へ赴く日々を送っています。
未だ至らぬ点は多かれど励みとなるは文筆仲間の皆様に鋭気を戴くに限り、規則正しく勤勉に過ごしていた彼の時代…幼少から学生時代を省みては思い出浅くなり逝き嘆く次第であります。

【過去に理想あり】

過ぎ去りし日々は戻らずとも根底に在り。
私を成し得た過去の行いを果報とせず如何せん。
何分、飲み食い娯楽を生甲斐にしてきた時分であり其も制限され喪失し早4年。
時たま虚しさと侘しさを友に游ぎ、時代のまま仮想空間を流れ生き、廃れを癒す景色に浸り、往年の70~80年の音楽に溺れ、仕事に日常に荒む己を慰め執筆を続けております。

現状の怠惰を呆れ混じりに写し
ありのままに映しとり死を待つ
筆もカメラも素直なものである
時を四季を彩る営み幸多くあれ

そう願うばかりです。

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