第54話はたくさん盛り込みました。
なので最初は2話構成でしたが、後半のラネット&トーンの場面は「やはり七夕の夜に公開すべきだろう!」ということで1話に圧縮。
二人はこれまで伝令&聴音に徹していましたが、直接戦闘に参加します。
そして戦姫補正のない、ただのラーメン屋店主の愛里の剣戟。
先んじて第49話で、愛里が長剣を重たがっている描写を入れました。
鋼鉄の剣って、やっぱり重いんですね。
前作の愛里は戦姫補正を得て、片手で蟲をサクサクと斬り刻んでいましたが、本作では両手握りです。
こういう細かい点も、思い描いていただけたら……と。
そうは言ってもそこは愛里、勝率を上げる策を巡らせています。
六日見狐も、とても重要な立ち位置のキャラです。
今回はかなり強力な伏線を張りました(当然秘密です)。
そして六日見狐、人間の耳とキツネの耳の両方があるんです。
これ、もう描写したつもりだったんですが、抜けてました……。
パラレルワールドの学園モノで先行登場させた際の描写と、記憶が混同していたのです。
「とんトリ」は派生作品がいくつかあるので、このミスには今後注意ですね。
のちほど第30話を加筆修正します。
戦闘シーンのパロディーに用いた作品、「サイボーグ009」。
愛里と六日見狐を意気投合させるのにちょうどいい作品はなにかな……と思案した際、ピタリとハマりました。
ラネットの大声攻撃も、006の「口から火炎攻撃」みたいですしね。
序盤にしまむらで買い物をするシーンがありますが、「愛里=しまむらの常連=島村ジョー」というこじつけ的小ネタもあります😅
また、この作品をネタに使わせてもらったのには別の意図もあるのですが、わかる人だけわかってください……な感じですね。
当該作品「とんこつTRINITY REVERSE!! -令和日本戦姫爛華-」
https://kakuyomu.jp/works/16817330650860676446当該作品「乾坤一擲!とんトリ学園」第007話
https://kakuyomu.jp/works/16817330654861121314/episodes/16817330654861232409