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筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】に参加しています

「海が太陽のきらり」
不思議なタイトルですが、それが強い印象を誘います。

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810

こちらのご企画、指定されたタイトルとプロットで小説を書く、というご企画です。私は現在2作品投稿させていただいております。


1作目はこちら。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891803680

直前に参加した黄昏の影響もあり、企画趣旨を思いっきり勘違いした結果、本当に筆致だけで個性を出した作品になってしまいました…。ゆあんさま、ごめんなさい。
しかしその勘違いのお陰で思う存分筆致を盛ることができて楽しかったです。
現在の自分のレベルの指標とも言える作品に仕上がったと思います。

2作目はこちら。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891956421

とてもお馬鹿なギャグです。ふづき史上類を見ないお馬鹿っぷりです。ゆあんさま、ごめんなさい…。
思えば私の作品は暗いものが非常に多いので、作品をお読みくださった方には暗い奴と思われているかもしれません…。が、意外と中身はこんなもんなのです。


皆さま色々な作品を投稿しておられて、非常に良い刺激になります。衝撃的に素敵な作品も何作か発見いたしました。

感想やレビューも素敵なものばかりで、こちらにも大いに刺激を受けております。私は生来のコミュニケーション障害により、あまり感想を書かないのですが、このご企画に参加するうちに随分と敷居が低くなってまいりました。次はレビューを書くぞ、と気合を入れております。


30作近くが集うご企画なのでなかなか読み切れないのが心苦しいところです…。感想を書くのが遅すぎる!敷居が低くなったとはいえ、まだ投稿ボタンを押すのに腰くらいまでの高さの障害物を乗り越えねばならないのですよねえ…。

レビューの投稿の敷居は、もはや壁…!
頑張って乗り越えていきましょう。

18件のコメント

  • そういえばですけど、ふづきさんのきらりの2作目ですが、なぜ祖父母の家の近くにあるのが水族館でなくて、動物園なのでしょうか。普通海沿いにあるのは動物園じゃなくて水族館と思うのですが。

    私、これが気になって登場シーンから陽子は動物だとは思ってましたが、わざわざ水族館でなくて動物園と書いたからには、ペンギンとアザラシは違うだろうと候補から外してたんですよ。海蛇とか泳ぎの早い亀とかかなーと。

    結局は水中を飛ぶ、という表現が繰り返し出てくるところからペンギンの線が濃厚だったのですが、動物園だけが最後まで確定の邪魔要素でした。まあ、ペンギン動物園にもいますよね。
  • い、今の今まで「ペンギンは動物園にいるもの」と決め付けていました…。我が家の近くの(よく動物を逃がす)動物園に大量にいたもので。
    水族館の選択肢は頭の片隅にもありませんでしたが、確かにいますね、ペンギン!

    しかも舞台が海沿いであれば水族館の方が自然ですよね…!
    舞台となる町への想像力の不足です。まだまだ作り込みが足りません…!

    ご指摘いただき、ありがとうございます。修正を検討します。

    ゆうすけさん、鋭いですね…!
  • 先日は鋭い指摘をありがとうございました。
    改めて読み返すと、なるほど確かに気に入らない所がチラホラ。
    「やっぱり、全然気づいてないんだね」の後に祥子がはにかんでいたり。
    そこはガッカリする所だろ!
    細心の注意を払って整合性を取ってきたつもりですが、やっぱり穴はありますね。まだまだ、精進が必要です。
  • えーきち様

    こちらへのコメントありがとうございます。感想へのご返信に追記をいただいていたのに、今気が付きました…(汗 書き換えをされたのですね、後で読みに参ります!

    お送りしたコメントがきつかったかな、と少し反省しておりました…。えーきち様のきらりは祥子さんの周辺に関する設定がとても充実していて驚いたのですが、一方で海斗くんについては薄めだったので、つい気になってしまいまして…。

    こちらのご企画は本当に勉強になります。自分の方でも「完璧!」と思った作品も、思わぬところに穴があったりしまして…。穴を見つけて埋める作業が成長に繋がると信じて、私も精進してまいります。
  • ふづき様
    大変申し訳ございません。
    企画情報を読み返してきたのですが、二作目の致命的な問題が何なのか本気でわからないのです。すいません。
    何か著しくルールから逸脱している事があったでしょうか?
    かなりドキドキしています。
    差し支えなければ、教えて頂けるとありがたいのですが。
  • えーきち様

    コメントが変だったせいで慌てさせてしまって申し訳ありません!

    自主企画への参加を設定するのを忘れておられませんか? と書くべきでした! 

    今自分のコメントを見返してかなり焦っています。あんな解釈に幅の出る書き方は、文章書きとして失格ですね…。あれは無いです。もっと見直してからコメントしないと…。

    本当に、いつも変なコメントをしてしまってごめんなさい。
  • ふづき詩織様
    ああ、本当だ。私、タグで飛んでいたから気づきませんでした。
    ありがとうございます!
    慌てて参加いたしました!

    それから、あの形式についてお褒めのお言葉ありがとうございました。
    足りない文章力を補うトリッキーな手法でもあるんですけどね。
    ふづき様のような誰もが認める文章になるには、血の滲むような努力が必要です!
  • えーきち様

    普段はご企画の方へ飛んでいたので、ちょっと慌てました(笑)
    そして、タグで飛ぶ方が便利だわ、と今更気が付きました!

    私は文章にばかりこだわって来たので、他の部分が追いついていないところがありまして…。こちらのご企画は本当に勉強になります。
  • ご報告

    ゆうすけ様からのご指摘を受けまして、作品を一部変更しました。

    「月間来場者数を上回る展示動物数を誇る動物園」→「白黒灰以外の色を排した質実剛健な水族館」
    これに際して、陽子と面会するのに必要な費用を五百円から二千円に値上げしました。
  • 値上げ笑いました。
    そこまでされなくても……。
    確かに今水族館割と高いところ多いですけど、入館料500円の水族館があっても不思議ではないと思います。

    私、ペンギンは水族館、と頭から思っていたんですが、確かに動物園にもいますから、そのままでもお話として問題あるわけじゃなかったんですけどね。ただ鄙びた海辺の集落と相性いいのはやっぱり水族館だと思います。



  • ゆうすけ様

    ペンギンがいる施設が動物園か水族館か…。子供の頃にどこでペンギンを見ていたかがイメージの根幹かもしれませんね!

    舞台設定上そこには水族館があるべきだ、と思ったので水族館に変更しましたが…水族館は維持費がかかりますからね!どうやって運営しているのか、というので結構考え込みました…"(-""-)" きっと他に遊ぶところのない町でペンギンがパワフルに客寄せしているのでしょう…!

    他に遊ぶ場所がないとしても強気な値段設定ですが…(汗 ペンギンパワーを高く見積もり過ぎです。ふづき水族館、きっと近々潰れます(-_-;)
  • 値上げ……(笑

    ふづき様の感想のお陰で、ひとつ不自然な引っかかりが解消されました。その節は本当にありがとうございました。
    書き直しながら、「うん、確かにそうだよな」なんて思いながら直しましたから。
    最後のオチはですね……申し訳ありませんとしか(汗

    こう言った表現は、普段万人向け(子供向け)を書いているので絶対にないのですが、私の作品の傾向で冒頭と最後を結びつけるきらいがありまして。
    と言うか、ひとつの作品としてそう言った形式を取りたくなってしまうのです。それがたまたま、あの言葉だっただけで。
    こう言った表現が苦手な方もいるとは思っていますが、そこの所はご勘弁を。

    全然別の話ですが、ペンギンっていいですよね。私も自作でペンギンが出てくる作品があるので色々調べた事があります。イワトビペンギンですけど。
    ペンギン、最高!
  • えーきち様

    海斗がとても良い男になってましたね…!
    最後のオチ、良いと思ってますよ。真面目なシーンからの落差の大きさが笑いを誘います。最初と結び付くのもとても素敵ですね…!
    確かに苦手なノリですけど、そこは気にしないでください。相性の問題ですからね…。最初の悪印象を覆すくらい面白かったです。

    ペンギンお詳しいのですね!道理で2作目に下さった感想、ツッコミが冴え渡っていらしたわけです…!

    陽子はきっとケープペンギンですね(´∀`)
  • ついに「海が太陽のきらり」1作目の秘密がばれてしまいました…。
    ふづきの人間陽子が、どんな少女なのかと言うことです。

    彼女は海斗と出会う直前に自殺未遂をしています。

    ・陽子が海斗と出会った時、海から普段着で上がって来る(他の場面では水着を着用しているため、彼女に着衣水泳の習慣があるわけではない)→泳いでいたわけではない(?)
    ・陽子が身に着けた水着は、海斗が購入した水着と似ている。水着を持たずに来た海水浴客がその場しのぎで買うような場所で購入した水着である。また、出会った当時の彼女の肌は白い。→頻繁に海に行くようになったのは海斗と出会ってから。
    ・「海藻になりたかった」=「海の藻屑になりたかった」
    ・秘密の場所からの飛び込みシーン。陽子は「飛び降り」と言う表現を使っている(海斗は「飛び込み」と言っている)
    ・「人生観が変わるような体験」
    ・秘密の場所に向かい、飛び込むまでの彼女の様子が不穏。

    上記の描写で匂わせています。

    このことに気が付かなければ本作は全くプロット通りの作品です。解答編もなければ読者への挑戦もない推理小説のようなもので、普通は気が付かないでしょう。反省です。そして海斗も気が付いていません。海斗から見ても、ご企画のプロット通りの事案なのです。

    しかし陽子から見るとこんな感じだったのです。
    ――陽子は海斗に出会い、共に過ごすうちに自分のことを解って欲しいと思った。だから秘密の場所に連れて行った。美しい景色を見せるためなどではない。自分がそこから飛び降りたことをはっきり伝え、海斗を突き落としさえして、自分の行動を追体験させた。しかし海斗は美しい景色に夢中で陽子の意図に気付かなかった。何も解ってくれないくせに、いきなりキス――
    人間陽子は暗くて面倒臭い子だったのです…!

    気付いてほしい癖にはっきりと言わない陽子、陽子の暗い部分に気付かない海斗。一作目は二人の若者のすれ違いを描いた作品でした。

    自分でも引くほど暗くて意地の悪い物語なので、本作の物語性については密葬しておくつもりだったのですが、気付かれてしまいましたのでこちらでこっそり告白しておきます。こっそり。
  • ああ、服にはもの凄い違和感があり(だって、服を着たまま泳ぐには古式水泳方が必要じゃないですか?w)、最初に死の影しか浮かばなかったゆあん様のプロット(そういう方は結構いると思います)を、最上の表現で表した作品だとは思っていました。それ以降は流石に気づいていませんでしたが。
    最後の答えはふづき詩織様の中にあるのだと思いましたが、この作品の最後を読んで、優子は生きてはいないと勝手に納得していました。それがまさに、この作品の理想であると思っていました。
    とても、素敵な作品だと思います。
    きっと、もう一度読み返すと違った感想になりそうですね。
    また、読ませて頂きます。
  • えーきち様

    違和感をもう少し広げられれば良かったのですが(古式水泳…!笑)。

    海が太陽のきらりには幽霊陽子がけっこういますし、私も一作目はあんな設定にしましたし…。やはりゆあん様のプロットには死の影があるのでしょうか…。

    一作目の陽子の過去と未来は全く読者さまの想像に任せています。私の中にイメージはありますが、それは読者さまの想像に優先するものではないかな、と。陽子は海藻になったというのも一つの解答ですし、どこかで立ち直っている可能性だって否定しません。
    いずれにせよ、もう海斗と会うことはないでしょうが…。

    温かいお言葉、ありがとうございました。
  • >やはりゆあん様のプロットには死の影があるのでしょうか…。

    そんな事はないと言われる方もいらっしゃいましたが、私はそれしか浮かびませんでした。ゆあん様は意地悪なプロットを考えるなぁとさえ思っていました。
    これは絶対に陽子と会ってはいけないヤツだって勝手に考えて。
    もう、全然幸せなラストが浮かばなくて、何がなんでもハッピーエンドにしたくて(数年後に再会とかはまるで頭になかった)、意地になった挙句に浮かんだのがあの設定だったもので。

    そう考えて皆さまの作品を読むと、本当に色々な解釈があるんだなぁと感心します。もちろん、ペンギンも、ですね(笑
  • えーきち様の明るいお話は、自分の解釈への意地からできていたのですね!

    私はえーきち様のいう死の影をはっきりとは感じていなかったのですが、一作目がアレですから、やはりどこかで感じていたのでしょうかね…。
    もう一作のペンギンは皆さまの作品を読むうちに生まれたモノでしたから明るい(?)話でしたけども 笑
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