昨日上げ忘れて午前午後と二本投稿になります。
作中の違和感についてのお話ですが、ラルバの能力はしばらく明かさないまま話は続きます。
先に「そもそも異能ってなんぞや?」という話から先に説明します。
異能……この世界に当たり前のように存在する魔法の一種。生まれつき備わった固有魔法が異能と呼ばれ、発現頻度は1万人に1人程度。使奴のように魔力を基に作られたり、魔力の濃い地域では発現頻度が上昇するが、運悪く自滅に直結する異能を得るものも少なくない。
地方によって、固有魔法・ギフト・呪い・祝福 等と名称が異なる場合がある。
というのが概要になります。まあ一種の病気に近いものです。病気に近いので当然同じ症例……同じ異能を持つ者もいます。極稀にですが。
そしてラルバの異能についてですが、まずラデックとラルバの二人は、ラルバの異能の正体を知っているため態々口にしないというのが一つ。それと、異能の内容を明かす行為自体がリスクが大きすぎるというのが一つ。少年漫画でもよく見ますが、固有能力というのは「詳細不明」という部分が大きなメリットになります。
巨大な釘を出現させる能力だと思ってたら、実は物体の大きさを操る能力だったり。水を操る能力だと思ってたら念動力だったり。知られなければ強いというのは異能力バトル全般に言えることでしょう。
なので”わざわざ説明”もしないし、必要もなく口にも出しません。無論他のキャラクターが異能を説明するときはそれなりに理由が出てきます。
ぐだぐた書き連ねましたが、ラルバの能力は暫く不明のままということです。ですがちゃんと法則はありますのでご安心ください。後々伏線回収もします。
今後「姑息な後付け」と言われないために言っておくと、ラルバはあるキャラクターの親族です。以上。
今後ともよろしくお願いします。