いつも、ショートショートを書き終えると、文体診断というのをやっています。
だいたい一致指数ベスト3が
・小林多喜二さん
・阿川弘之さん
・北原白秋さん
になります。
あとたまに
浅田次郎さん
とか。
どなたの作品も拝読したことはござりませぬが、だったら何が面白くて診断をしているのかというと、
その結果の一番下に
「小林多喜二先生があなたの味方です。がんばってください。」
と書かれているのですね。
これを見て「あぁ、多喜二先生が応援してくれているのか。」と素直に喜びつつ、「多喜二先生、私はあなたの作品を1つも読んでおらず、まして作品の題名すら1つも知らないうつけものですが、それでも応援してくれるのですか?出版した暁には『小林多喜二も大絶賛!』と帯に書きますよ?何と心の広い御方だ。」と思う反面、「多喜二先生も勝手に応援してることにされちゃ敵わないだろうな。」と、その1文を鼻で笑っているのです。
それが
たまに松たか子だったりするので、その時は「あなたの作品は『明日春が来たら』しか知りませんけど、大丈夫でしたか?」などと思い、さらにクスリとくるのです。