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負けを知り得たる者こそ、真の己となる

いつもお世話になっております。
「みょめも」改め「ニセモノ職人」です。

更新しなくなってから早一年が経とうとしています。
その間にもカクヨムには新しい作品が生まれ、流行り廃りもあり、中には退会した人もいるでしょう。

私といえば、最近またポツリポツリと書き溜めています。
短編集という形になるかは怪しいところですが、何とか皆様の目に届けられればと思っています。
そして、同時に初期の妙メモリーの改稿をしています。

初期の妙メモリーといえば、小説の「しょ」の字も分からない頃であり、ショートショートの「ショ」の字にも触れていない頃でした。
したがって、出来上がったものといえば統一性に欠け、情景描写も疎かなアイデアという裸一貫で勝負したものばかりでした。
それでも読んで下さる皆様が、ハートやコメントなどを残していってくれたおかげで、豚が木に登り、鼻は天狗ほどになったのであります。

結局、その鼻は、他の作品に触れる事で粉砕骨折という結末を迎えたのですが、それと同時にある思いが湧き上がりました。

「我が作品は稚拙である」

もしかしたらこれは、著名な作家ではなくて、投稿サイトでのみ活動している自分と同じ境遇の人の作品に触れたから感じた事なのかもしれません。

「負けを知り得たる者こそ、真の己となる」

これは過去の偉人の言葉、かと思いきや、特に何も考えず書いてみたのですが、やっぱりよく分からないので気にしないでください。

拙い作品であると認識して、では初期の作品たちをどうするか。
そのままにする場合もあれば、非表示にしてしまう事もあるでしょう。
しかし、私は彼らの事が好きです。
ある種、私の中では「辞書を飼っていたときの話」が最高傑作で、それを超える作品を生み出せていないとさえ思っています。

なので、まだまだ未熟ではありますが、初めて小説を公開した四年前よりも成長した自分をもってして、大好きな作品を改稿しようと思います。

たまに覗きに来た際には、またひと味違う妙メモリーに出会えることと思いますので、お楽しみに。

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