佐々木　凛

　春先。とあるホテルのパーティー会場で、男性の遺体が発見された。男性は全身を三十ヶ所以上刺された上、壁に突き立てられたナイフで四肢を張りつけにされていた。 　容疑者は、その男性が…

　KAC皆勤賞に無理やり入るための、数合わせです。ただの悪ふざけです。読まないでください。時間の無駄です。 　こんな茶番に付き合うくらいなら、もっと有意義なことに時間を使ってくだ…

目が覚めると、白い天井があった。かろうじて覚えていることは、さっきまで自分は車を運転していたということだけ。 そんな主人公と、関西弁がチャームポイントの彼女との会話劇。

筋トレをすると、何故か事件が解決してしまう探偵のお話。 こちらは、シリーズものの第二話です。第一話は下記URLからどうぞ。 『筋トレしようとしたら、事件が解決した。』 http…

　シュレーディンガーの猫を、かなり拡大解釈した話……のつもり。

　目出し帽をかぶった男たちが、レッドカーペットが引いてあったり豪華絢爛な装飾が天井に施されていたりする、場違いな建物の内見に向かうようです。数十人で一斉に内見するようですが、何を…

　地縛霊となった彼女には、三分以内にやらなければならないことがあった。それは命日から一年が経過してしまう今日の午前零時までに、自分の力で誰かに驚いてもらうということ。これができな…

　勇者は愉快な仲間たち四人と魔王討伐へ向かい、遂に伝説の剣を入手するに至った。 　後は、残り一人の魔王軍幹部を打ち取り、魔王に戦いを挑むだけだ。 　それなのに――

　目が覚めると、首と頭以外の全身をロープで拘束されていた。それでだけじゃない。首から下をよく分からない狭い空間に押し込められているらしい。 　そんな身動き取れない俺の前に、剣を片…

　ネット上での誹謗中傷を苦にした自殺が社会問題となった日本で、政府公認SNS『ヒノボル』の運用が開始をされる。戸籍情報と結びつけることで匿名性をほとんど完全に消し去り、世界で一番…

　問題のある刑事の巣窟、岡濱東署。 　そこに所属する刑事の松井戸は、相棒の河野と共に連続誘拐事件の捜査に当たっていた。だが、捜査は一切進展しない。全くもってしない。そんな連日空振…

　豊延警察署で働く的場は通報を受け、同じ市内にある豊延市立天縣高等学校という公立学校へ捜査に向かった。ここは的場の母校であり、前職の教師時代を過ごした場所でもあり、そしてなにより…

　岡山県箕輪市の市役所で、『自律思考型最新人工知能の臨床実験』の協力者が募集されていた。県内随一の有名私立大学の情学科を卒業した主人公・城崎連は、胸を躍らせてその実験の協力者に名…

※このあらすじ、及び小説本編には、前作『消えた島民たち（旧題：心の鬼に責められて）』のネタバレが多大に含まれております。ご注意ください。 　隠鬼の島での一件以来、三神葵と西田勘…

本文の内容以外にも、情報を入れて遊びたい。 そんな思いから誕生した物語です。

この小説は事実を基にし、一部を脚本・再構成しています。 何処が本当で何処が嘘かは、想像にお任せします。

神社の娘・三神葵は、ある日友人の西田から、鬼が封印されているという伝説が伝わる島『隠鬼の島（おきのしま）』への旅行に誘われる。しかしそこで、一晩の内に３万人の島民が姿を消失した。…